ラッパーのエミネムが、ラップバトルを描いた映画『ボディード(Bodied)』が公開されたことを受けて、11分間に及ぶフリースタイルラップを撮影した映像を公開。そのなかで、シンガーのジャスティン・ビーバーのことを名指しで皮肉った。(フロントロウ編集部)

ジャスティン以外にアリアナの名前も

 自身がプロデュースするYouTubeプレミアムのオリジナル映画『ボディード(Bodied)』の配信開始に伴って、エミネムが11分間のフリースタイルラップを披露した映像「キックオフ(Kick Off)」を公開。

画像: Eminem - "Kick Off" (Freestyle) www.youtube.com

Eminem - "Kick Off" (Freestyle)

www.youtube.com

 エミネムにとって原点に回帰した今回の映像は、フリースタイルに取り組んでいた頃のたまり場だったという、米ミシガン州デトロイトのセント・アンドリューズにある「ザ・シェルター」で撮影された。

 そんなエミネムにとって思い入れのある今回のフリースタイルには、複数のセレブの実名が出てくる。たとえば、シンガーのジャスティン・ビーバーのことを「カトリック系の学校出身のジャスティン・ビーバー/奴は裏でドラッグやマリファナを売っている」とディスったかと思えば、「ある女にジェイダ・ピンケットなみに魅力的だと伝えた/そして彼女が『私たち結婚したほうがいいかも』と思うまでただ見つめた」と、俳優のウィル・スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスに対して好意を抱いているかのような言葉を口にしたりと、とにかく言いたい放題。

 シンガーのアリアナ・グランデの名前も出てきたが、アリアナに関しては、昨年彼女のコンサートで起きた自爆テロ事件の首謀者と自分を比較して、“テロリストと自分に大した違いはない”とぼやく一節で名前が出てきただけで、とくにアリアナ個人への特別な感情があるわけではないよう。

画像: 左上から時計回りに、リース・ウィザースプーン、ジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデ、ジェイダ・ピンケット・スミス、クリスティーナ・アギレラ。

左上から時計回りに、リース・ウィザースプーン、ジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデ、ジェイダ・ピンケット・スミス、クリスティーナ・アギレラ。

 また、そのほかにも女優のリース・ウィザースプーンを「ほうきで叩きのめす」といった暴力的な表現や、過去にひと悶着あったシンガーのクリスティーナ・アギレラを彷彿とさせる、“クリスティーナ”という女性との過激な性描写など、エミネム節全開の辛口な内容になっている。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.