スタイリストを雇わず、コーディネートのすべてを自分自身で決めているレアなファッショニスタセレブとして知られている女優のブレイク・ライヴリー。
普段から、どこかひと捻りある、ウィットの効いたオシャレに定評がある彼女が、意外なアイテムを取り入れて話題になっている。
ニューヨークで開催されたVersace(ヴェルサーチェ)の2019年プレフォールコレクションに参加したブレイクの手元には、1980年代に登場した初代携帯電話を彷彿とさせるクラッチバッグが。
バブル時代の“あるあるネタ”でブレイクした、日本人芸人の平野ノラが小道具として使用しているショルダーフォンのように、肩掛けのタイプではないが、似通った形状とゴツめなシルエットがバブルの雰囲気を醸し出している。
しかも、この日のブレイクの髪型は、奇しくも、ワンレン、ソバージュの斜め分けという平野ノラの髪型にソックリな80年代風のディープサイドパート・アレンジに。今にも「OK!バブリー」というあのフレーズが飛び出しそうなほど、バブル感満載のコーディネートだった。
ブレイクが愛用する、スワロフスキークリスタルがびっしりと配された、この初代携帯電話型クラッチバッグは、彼女のお気に入りブランドであるJudith Leiber(ジュディス・リーバー)のもの。
販売価格は5,695ドル(約65万円)と、お値段も強気なバブリー設定となっている。
同ファッションショーには、先日お忍び来日したばかりのリアリティスターのキム・カーダシアン&ラッパーのカニエ・ウェスト夫妻や、ドラマ『ウォーキング・デッド』の俳優ノーマン・リーダスとその恋人で女優のダイアン・クルーガー、映画『キル・ビル』の女優ユマ・サーマン、シンガーの故マイケル・ジャクソンの娘で女優やモデルとして活躍するパリス・ジャクソン、映画『ブラック・パンサー』の女優ルピタ・ニョンゴらが豪華ゲストが出席し、ヴェルサーチェのアイテムを使った思い思いの80年代~90年代風ファッションを披露。
さらに、ランウェイには、ジジ・ハディッドやヘイリー・ボールドウィン、キャンディス・スワンポール、エミリー・ラタコウスキー、カイア・ガーバー、イリーナ・シェイクといった人気モデルたちが勢ぞろいした。
(フロントロウ編集部)