ミュージカル仕立てのゾンビ映画
ミュージカル仕立てで物語が進行する、イギリス製作の『Anna and the Apocalypse(アナ・アンド・ザ・アポカリプス)』。
いつもと変わらない静かなホリデーとなるはずだった平和な街リトル・ヘイヴンのクリスマスが、ゾンビたちの登場で激変。高校生のアナとジョンをはじめとした仲間たちが、ゾンビと闘うために立ち上がる。
ゾンビ映画をホラーではなくコメディタッチに描き、さらにそれをミュージカル仕立てにした同作は、ゾンビコメディ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』と大ヒットミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』を足して2で割ったような作品だとも称されている。
予告編では、ゾンビ危機の最新情報をスマホで検索していた一人が「やばい。ジャスティン・ビーバーがゾンビになっちゃったらしい」と驚愕する現代らしいシーンがあるが、このシーンをはじめ、映画には随所に笑えるギャグが登場する。
そして同作は、出演者にも注目。主人公アナ役を演じるエラ・ハントは、本作の演技で英国アカデミー賞スコットランド・アワードの主演女優賞にノミネートされ、音楽映画『Kat and the Band(原題)』や青春ドラマ映画『Summer Night(原題)』も待機中という注目株。
アメリカで公開中の『Anna and the Apocalypse』。日本での公開は未定。
(フロントロウ 編集部)