唇は体の中でもっとも皮膚が薄いうえ、うるおいをもたらす皮脂の分泌も少ないパーツ。そんな唇を荒れから守るリップケアを、アメリカの皮膚専門医スーザン・テイラーが米メディアTodayでレクチャー。
ケアの前にNG行為も要注意
スーザン医師によると、リップケアも大切だけれど、リップのダメージにつながるNG行為を見直すことも大切。そのNG行為はこの2つ。
唇をなめるのはNG
唇をうるおすために唇をなめているとしたら、それはNG行為。スーザン医師は「唇をなめるのは逆効果。かえって唇を乾燥させるの」とコメント。唾液に含まれる消化液や雑菌などが唇にダメージを与えるため、なめることは避けたほうがいいそう。
また、乾燥した空気や冷たい空気の環境で唇をなめると、さらに唇の保湿成分を奪ってしまうそう。
肌に合わないコスメ
肌に合わない口紅やリップバームで唇が荒れると知っている人は多いと思うけれど、じつは普段使用しているスキンケアアイテムや歯磨き粉、マウスウォッシュなども唇の荒れの原因になるという。
とくにフレーバーがついているものやケイ皮酸が含まれる歯磨き粉、マウスウォッシュなどは荒れを引き起こしやすいそう。唇の荒れが治らないという人は、唇につくアイテムも見直してみて。
唇のうるおいをキープするには?
NG行為を見直しつつ、唇にうるおいを与えるのが一番大切。スーザン医師がオススメするリップケアはコチラ。
寝る直前のリップクリームケアは必須
就寝中は水分もとらず、部屋の空気も乾燥した状態。ベッドに入る直前にリップクリームをしっかり塗ることで乾燥から守られるうえ、寝ている間に唇のダメージ修復ができるので、寝る直前のリップクリームは唇のエステだと思って取り入れて。
体の中からの保湿も大切
スーザン医師は、お水をよく飲むことで唇の乾燥を防げるとアドバイス。セレブは肌のために毎日大量の水を飲むことは有名だけれど、水を飲むことで唇もうるおうそう。冬の間もしっかりとした水分補給を。
リップクリームで外気から唇をカバー
冬の外気はとても乾燥しているので、うるおいリップの大敵。空気が乾燥した外気に触れるときにはリップクリームが外気からカバーする役目を務めてくれるので、外気に触れる時にはカバーするつもりで事前にリップクリームを塗るのを心がけて。
そして忘れてはいけないのが、1日に何度もリップクリームを塗ること。ほかの季節に比べて、少し気を抜くとすぐに乾燥してしまう唇。いつも目につくところにリップクリームを置いて、こまめなリップケアを忘れずに。(フロントロウ編集部)