日本公開日が2019年6月7日に決定した実写版『アラジン』のファーストルックが米Entertainment
Weeklyを通じて公開された。
映画の世界観が初お披露目された貴重なショットの数々では、主人公のアラジンを演じるメナ・マスードやヒロインのジャスミンを演じるナオミ・スコット、悪役ジャファーを演じるマーワン・ケンザリ、そして魔法のランプの精ジーニーを演じるウィル・スミスらが役になりきる様子がバッチリと収められている。
アニメ版『アラジン』の心躍るファンタジーの世界を見事に再現しているように見えるファーストルック写真の数々だが、1つだけ世間の人々を困惑させたポイントが。
もうお気づきの人もいると思うが、それは、ウィル演じるジーニーの肌の色。
アニメ版のジーニーといえば、少し紫がかったブルーの肌でお馴染みなのだが、ファーストルックとして公開された写真内のウィル演じるジーニーは、ウィルの褐色の肌をそのまま活かした“人間寄り”の仕上がりに。妖精だと言われなければ、普通の人間と変わらない姿となっている。
髪型やアゴ髭などは、アニメ版のジーニーの特徴をしっかりととらえているものの、ファーストルックを目にしたファンたちの多くは、「なぜ肌色まで再現しなかったのか?」、「やっぱりブルーの肌色は譲れない」と困惑。
そんな不安の声に応えて、ウィル本人がフェイスブックへの投稿を通じてジーニーの肌色について弁解した。
「大丈夫、俺が演じるジーニーもちゃんとブルーだよ! (ファーストルックで公開された)アの姿はジーニーが人間のフリをしている最中の写真なんだ。俺の役は映画を通してほとんどCGI(※)を使って表現されているよ」
※コンピュータグラフィックスを応用した映像・画像作成技術。Computer Generated Imagery(コンピューター・ジェネレイテッド・イマジェリー)の略。
ウィルの説明通り、本編ではCGI技術を駆使して、ちゃんとブルーの肌の妖精として描かれているというジーニー。どうやらファンたちの心配は少々時期尚早だったよう。
ウィルは自身が演じたジーニー役について、「これまでのディズニー作品には無かったようなヒップ・ホップのフレーバーを盛り込むことができた。過去のディズニー作品の中でもユニークさが際立つ作品になったんじゃないかな」とEntertainment Weeklyとのインタビューで語っており、見た目だけでなく内容にも期待大! 一体どんな作品となっているのか、来年初夏の日本公開が待ちきれない。(フロントロウ編集部)