『メリー・ポピンズ』の挿入歌は使用されない?
1964年に公開された『メリー・ポピンズ』といえば、世界一長い単語と言われ、このミュージカルのためだけに作られた言葉「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(supercalifragilisticexpialidocious)」が有名。
早口言葉のように歌うこの楽曲は、『メリー・ポピンズ』には欠かせない名曲。
そんな名曲が、2019年2月1日に日本公開される映画『メリー・ポピンズ リターンズ』には流れないのだという。
その理由を最新作で脚本を務めたデヴィッド・マギーが、EntertainmentWeeklyに明かした。
デヴィッドは最新作を描くにあたり、「オリジナル作をオマージュしたいし、引用したい」と話しつつも、「でもこの映画は新しいストーリーだということも明らかにしたい」ということが、オリジナル作の楽曲を使用しない理由だと語った。
「理想としているのは、(最新作の)世界観に浸ってからオリジナル作のシーンやフレーズを音楽に少しだけ引用してコネクションを作ること。オリジナルに頼るだけじゃなくて、繋がりを発見するくらいの方がオリジナル作に敬意を払っていると思うんだ」と、名作に頼り切らない作品作りを心掛けたことを明かした。(フロントロウ編集部)