メガヒットを続けている映画『ボヘミアン・ラプソディ』のヘアメイクチームが、クイーンのメンバーであるフレディ・マーキュリーとブライアン・メイが、「片手」にしかネイルを施していなかった理由を明かした。(フロントロウ編集部)

フレディのネイルは片手だけ

 映画『ボヘミアン・ラプソディ』で主人公のフレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックは、役作りのために、専用の入れ歯を使用してメンバー役は全員ウィッグを着用。

画像1: フレディのネイルは片手だけ

 実在するスーパースターのルックスに寄せるために、同作のヘアメイクチームは、ブライアン・メイのほか当時のクイーンを知る人に実際に会って、髪型やひげの形などを研究したことを米Popsugarに話した。

 その研究でヘアメイクアップチームは、フレディのアイコンともいえるブラックのネイルに隠された秘密を突き止めた。

 ヘアメイクチームによると、当時のクイーンの映像を見返すとフレディは決まって左手だけにしかネイルを塗っていないことが確認できるといい、ブライアンもまた、ホワイトのネイルを片手にしか塗っていなかったという。

画像2: フレディのネイルは片手だけ

 なぜ片手だけにしかネイルを塗らなかったのか、その理由を知っているというフレディのアシスタント兼スタイリストをしていたアランによると、フレディが片手しかネイルを塗らなかったのは、単に「右利きだったから反対の手を塗れなかった」から。

画像3: フレディのネイルは片手だけ

 フレディとブライアンは、自らネイルを塗っていただけに慣れない手で塗らなくてはいけない利き手にネイルを塗ることができなかったのだそう。

 そんな細かな情報を得たヘアメイクチームは、映画でもラミのネイルを左手だけ塗ってフレディを再現した。(フロントロウ編集部)

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