“ズタボロにされた”シンデレラ
スタイリストを雇わず、レッドカーペットでのスタイリングもすべて自分自身で手がけているほどのファッションマニアとして知られる映画『シンプル・フェイバー』(2019年3月日本公開)のブレイク・ライヴリー。
ディズニー愛好家としても有名な彼女が、名作アニメ『シンデレラ』の主人公シンデレラにインスパイアされた着こなしをお披露目した。
シンデレラというと、すぐに思い浮かぶのは、王子様が待つお城での舞踏会に出かけた際に、フェアリー・ゴッドマザーの魔法の力で変身した淡いペールブルーのドレス姿。
以前、2016年のカンヌ国際映画祭のレッドカーペットに登場したブレイクは、ペールブルーのボリューミーなドレスを着用し、ブロンドの髪をアップにしていたことから、「まるでシンデレラのよう!」と世界中の女性たちの憧れの視線を集めていた。
しかし、今回ブレイクがイメージしたのは、華やかなドレスを身に着けたシンデレラではなく、嫉妬に狂った意地悪な義理姉たちにいじめられ、”ズタボロにされた”シンデレラという、一風変わった姿。
ブレイクは、自身のインスタグラムに1枚の写真を投稿し、「『憎悪に満ちた義理姉たちにドレスを引きちぎられたシンデレラ』ルックに挑戦」とこのルックを紹介した。
ブレイクが着用したのは、彼女のコメントにある通り、まるで引きちぎられたかのようなアシンメトリーのデザインが斬新なMonse(モンス)のジャケットドレス。
足元にはお気に入りブランド、Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)の赤、ブルー、黒の難易度の高い配色パンプスを合わせてクールにまとめていた。
あのディズニー映画の上映会を主催
この日、ブレイクがディズニープリンセスに着想を得た着こなしをチョイスしたのには、ある理由が。
それは、彼女が夫で俳優のライアン・レイノルズと一緒にディズニーの実写版映画『メリー・ポピンズ・リターンズ』の特別上映会を主催したから。
同作で主人公のメリー・ポピンズを演じる女優のエミリー・ブラントと家族ぐるみで親しくしているブレイク&ライアンは、ニューヨークにある人気キャバレー・レストラン「Feinstein's/54 Below(ファインスタインズ・フィフティ―フォー・ビロウ)」でプライベートな特別スクリーニングを開催。エミリーや『メリー・ポピンズ・リターンズ』の監督ロブ・マーシャルらとともに楽しいひとときを過ごした。
ブレイク&ライアン夫妻も推す『メリー・ポピンズ・リターンズ』は2月1日に日本公開。さらにそれに先立ち、1月23日のジャパン・プレミアに合わせて主演のエミリーが初来日することも発表されている。(フロントロウ編集部)