ディズニー映画史上「最もディズニーっぽくない作品」のひとつとして知られる『ノートルダムの鐘』を、ディズニーが実写化する方向で進めていることがわかった。(フロントロウ編集部)

実写化に向けて始動

 ディズニーが、自社が制作した1996年公開のアニメ映画『ノートルダムの鐘』と、文豪ヴィクトル・ユーゴーの原作小説『ノートルダム・ド・パリ(別名:ノートルダムのせむし男)』をもとに、同作品を実写映画化する方向で進めていることを米Deadlineが報じている。

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 舞台は15世紀のフランス・パリ。容姿は醜いが心優しい主人公のカジモドは、とある事情により実の母親を殺害した最高裁判事のフロローのもとで育てられ、大聖堂の外に出ることも許されず、ひとり孤独な日々を送っていた。そんななか美しい踊り子のエスメラルダに出会い、彼の人生が大きく変わっていくことに…。原作小説では悲しい結末を迎えるが、ディズニーのアニメ映画ではハッピーエンドで終わる。

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 アニメ版『ノートルダムの鐘』は、シリアスで重々しい描写が多く、明るいテーマの作品が多いディズニーにしては全体的に暗い印象を残す作品として知られており、一部のファンのあいだで「最もディズニーっぽくない作品」とも言われている異色の物語。

 Deadlineによると、今回の実写版ではアニメ版『ノートルダムの鐘』を含む数多くのディズニー映画の音楽を担当してきたアラン・メンケンが再び同作品の作曲に携わるほか、2017年公開の実写映画版『美女と野獣』でル・フウを演じた俳優のジョシュ・ギャッドがプロデューサーを務めることが決まっているという。まだ配役は発表されておらず、主人公の孤独な青年カジモドを誰が演じるのかに早くも関心が集まっている。(フロントロウ編集部)

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