1度だけデートした男性に15万9千件にものぼるメールを送るなどのストーカー行為をはたらいた女性が逮捕された。(フロントロウ編集部)

 米アリゾナ州フェニックス在住の31歳女性が、1度だけ一緒にデートに出かけた男性を相手に度重なるストーカー行為をはたらいたとして地元警察に逮捕された。

 ジャクリーン・エイデスというこの女性は、被害男性と出会ってから10カ月の間に、彼に対して15万9千件という膨大な数のメールを送りつけるという暴挙に。

 さらに、数カ月間にわたり彼の自宅周辺に出没し、待ち伏せを繰り返していた彼女は、2018年の5月、男性宅に勝手に忍び込んでバスルームで入浴していたところを不法侵入の現行犯として逮捕された。

 警察の発表によると、逮捕当日、ジャクリーンの車の車内からは、大きな肉切り包丁が見つかったという。

 出会い系アプリを使ってジャクリーンと知り合った男性は、1度だけデートをしたものの、ジャクリーンに恋することはなく、その後、面会を拒否。以来、ジャクリーンから1日500件近い数のメールが送られてくるようになったという。

 メッセージには、「あんたの肝臓で寿司を作ってやる。箸は手の骨で作ろうかな」、「あんたの血はどうするかって? 血で入浴してやるわ! 」、「私から逃げられると思うなよ…殺してやる」といったおぞましい内容のものも含まれおり、過去にも何度か警察に通報・相談していた。

 ジャクリーンは、逮捕後に行った米ニュース番組ABC15との電話インタビューで、被害男性への想いについて「癒しの天使を探していた」、「ソウルメイトに出会ったと思った」、「普通の人たちがしているみたいに、彼と結婚してすべてが上手くいくと思っていた」と語っているほか、警察の捜査では、「彼を傷つけたり、怖がらせるつもりはなかった」、「彼は誰かに愛される必要がある。だって彼はキュートだし。私が彼を怖がらせたなんて信じられない」などと話し、実際に殺意があったことは否定しているという。

 警察は、彼女が精神疾患らしき症状を見せているとも分析している。ジャクリーンの初公判は2月5日に行われる。(フロントロウ編集部)

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