現地時間1月19日、主に女性の権利を訴える「ウィメンズ・マーチ(Women's March)」が、首都ワシントンD.C.をはじめとする全米各地で行なわれた。(フロントロウ編集部)

プラカードのインスピレーションは“アリアナ”

 2017年に、アメリカのドナルド・トランプ大統領の就任式に合わせて世界規模で行なわれたデモ行進「ウィメンズ・マーチ(女性のマーチ)」が、今年も全米各地で開催され、女性の権利だけでなく、移民や難民の支援、銃規制など、参加者たちが思い思いの主張を繰り広げた。

 なかでも今回目立っていたのが、シンガーのアリアナ・グランデの楽曲にインスピレーションを受けて作られた、プラカードの数々。

 アリアナがインスタグラムとツイッターの両方にアップしたデモの写真には、「神は女性」と歌って話題になったヒット曲「ゴッド・イズ・ア・ウーマン(God Is a Woman)」のタイトルをそのままプラカードに描いたものや、昨年末にリリースした新曲「サンキュー、ネクスト(Thank U, Next)」の歌詞に出てくる一節「元彼たちにとても感謝している(I'm so fuckin' grateful for my ex)」の、“元彼”を意味する単語「ex」に「s」を足して「sex」に変えて、 「自分の性別にとても感謝している(I'm so fuckin' grateful for my sex)」と言い換えた言葉が描かれたプラカードを掲げる女性の姿もあった。

画像1: プラカードのインスピレーションは“アリアナ”
画像2: プラカードのインスピレーションは“アリアナ”

 ちなみに、アリアナ自身はデモに参加していなかったようだが、ロサンゼルスで開かれたデモではドラマ『ウェスト・ワールド』の女優エヴァン・レイチェル・ウッドやスピーチを披露し、活動休止中のフィフス・ハーモニーのメンバーとして知られるローレン・ハウレギがパフォーマンスを行なった。

画像3: プラカードのインスピレーションは“アリアナ”

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.