世界中で大ヒットしたシリーズ映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の原作を書いたE.L.ジェームズが、新たな官能小説を発表した。(フロントロウ編集部)

『フィフティ・シェイズ』著者による“現代版シンデレラ”

 世界中で大ヒットを記録したダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナン主演映画『フィフティ・シェイズ』シリーズ。

 その原作小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』、『フィフティ・シェイズ・ダーカー』、『フィフティ・シェイズ・フリード』は、女性のためのポルノ「Mom Porn(ママ・ポルノ)」という新たなジャンルを生み出し、社会現象になった。

画像: 『フィフティ・シェイズ』著者による“現代版シンデレラ”

 そんな小説を生み出した著者のE.L.ジェームズが、新たな官能小説を発表した。

 『The Mister(ザ・ミスター)』というタイトルの新作小説は、ジェームズいわく「情熱的でエロティックなラブストーリー」で、「21世紀のシンデレラ」のようなストーリーになると米番組『トゥデイ(Today)』に明かした。

 『フィフティ・シェイズ』シリーズに続く新たな官能小説として期待される新作『The Mister(ザ・ミスター)』について、ジェームズは「危険と欲望のジェットコースターのような展開に、読者は最後の1ページまで息つく暇がなくなることでしょう」と語った。

 ロンドンを舞台にマキシム・トレヴェリアンという男性キャラクターとアレッシア・デマチという女性キャラクターの危険な恋愛模様が描かれる。

画像: ELJamesAuthor.com

ELJamesAuthor.com

【あらすじ】
「2019年、ロンドン。マキシム・トレヴェリアンの人生は楽勝そのものだった。貴族出身で整ったルックスを持ち、金銭に困ったこともない。働く必要もなければ、夜をひとりで過ごすことなんてほとんどなかった。しかし、予期せぬ悲劇が襲い掛かったことですべてが一変。爵位や財産、家、すべてを相続することになったマキシムは、苦労に直面することになる。
 
しかし、マキシムの最大の挑戦は、イギリスにやってきたばかりの危険で手に負えない過去を持ち、予測不可能で謎めいた若い女性への欲望だった。控えめで、美しく、音楽の才能を持ち、惹きつけられる謎を秘めた彼女に、マキシムは感じたことのない情熱を抱き、名前を伏せて近づく。若い女性、アレッシア・デマチとはいったい誰なのか?マキシムは襲い掛かる脅威から彼女を守ることが出来るのか?そして彼の秘密を知ったとき、彼女はどうするのか―」

 そんな『The Mister』から発売に先駆けて公開された一説には、「大きなベッドに顔を下にして寝そべる裸。彼女はその姿を見つめ、衝撃と誘惑で木目調のフロアに立ち尽くした。彼はベッドの端から端まで体を伸ばす。ベッドカバーに絡まっている裸の体は…全裸だ。ブラウンヘアに隠れた彼の顔が彼女の方を向いた。彼女に向かって腕が伸びる…」というような、『フィフティ・シェイズ』シリーズを彷彿とさせる美しくも官能的な描写がたくさん含まれている。

 英語版は、2019年4月16日の発売に向けて、現在プレオーダーが始まっている。翻訳版についての詳細はまだ明らかになっていない。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.