ジュリア・ロバーツ主演で、批評家からも高い評価を得ている『ベン・イズ・バック』。
自身も3人の子の母親であるジュリアは、本作で”キャリアの頂点”と称賛される熱演を見せていて、多くの批評家から、この映画の見どころはジュリアと言われるほど。
ストーリーは、息子ベンが突然、治療施設から家に帰ってくるところから始まる。久しぶりの再会に喜ぶ母ホリー。しかし過去に様々な問題を起こしてきたベンは、家に滞在中に過去を清算しようともがく。そんな息子をみて、ホリーは全力で守ろうとするのだが、ベンはホリーの前から姿を消してしまう…。
痛々しいほどに苦しむ息子ベンを演じたのは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー最優秀助演賞にノミネートされた、今大注目の俳優ルーカス・ヘッジズ。
実は、息子役を演じたルーカス・ヘッジズと監督のピーター・ヘッジスは本当の親子。父であるピーターが親子で一緒に仕事をすることについて、「すでに有名になってきている息子が、朝起きて父親と一緒に仕事場に向かうなんて嫌だろ?」と心配したのも束の間、ジュリアとルーカスの素晴らしい演技は、作品をローマ国際映画祭で審査員特別賞に導いた。
そんな期待の作品『ベン・イズ・バック』は日本で5月に公開。