唇の乾燥が気になって、1日に何度もリップクリームを塗りなおす習慣がある人も少なくないのでは。でも、リップクリームが唇への刺激になって荒れたり、さらに乾燥を招くこともあるとか。選んではいけないリップクリームもあるというから要チェック。(フロントロウ編集部)
画像: 唇の乾燥対策、そのリップクリームで大丈夫?

 唇は、頬や鼻などのほかの顔の部位とは違って皮脂腺がほとんどないので乾燥しがち。また、唇は薄い粘膜層でデリケートな部分であるにもかかわらず、食事をしたり会話をしたりとたくさん動かすパーツ。だからこそリップクリームは手放せないけれど、避けたほうがいいリップクリームがあるという。

選ばないほうがいいリップクリームって?

 敏感肌の人は、アルコールや香料が入っているリップクリームは肌に刺激を与える可能性があるため避けたほうがいいという。また、メントール、ケイヒアルデヒド、ペパーミントも、「敏感肌を刺激する可能性がはるかに高いので避けるべき」とNYを拠点に活躍する皮膚科医のレイチェル・ナザリアンは米メディアShapeにコメント。また、ショウノウとフェノールも「唇を乾燥させる」と、同皮膚科医のデブラ・ジュリマン。

画像: 選ばないほうがいいリップクリームって?

 いま使っているリップクリームで保湿できていると感じていて刺激がないのなら良いけれど、もし違和感があるならリップクリームの成分表をチェックして! ワセリンのファンというレイチェルは「唇から水分の蒸発を防ぐのに効果的」と、香料や着色料も入っていない純粋なワセリンやミツロウをオススメ。敏感肌で合うリップクリームがみつからないときは、昔からあるワセリンという選択も良さそう。

オススメのリップの乾燥対策

 逆に、リップクリームに入っていると良い成分はスクワラン、アロエベラで、デブラは「唇を柔らかく落ち着かせて、ダメージを与えるフリーラジカルから保護する」とオススメ。栄養価の高いカレンデュラ油やココアバターが含まれたリップクリームも、ひび割れた唇をケアしてくれて炎症を防ぐという。

画像: オススメのリップの乾燥対策

 ほかにも唇の乾燥対策があるという。リップクリームをなんとなく塗りなおすことは止めて、乾燥しているなと感じたときに塗るように習慣の見直しを。そうすることで唇の乾燥の原因となる過剰な刺激を避けることができるという。また、デブラは「身体の脱水も唇の乾燥を招くから、水分補給をたくさんするように」とアドバイス。寝ている間に加湿器を使うこともオススメだという。

 ガサガサしないうるおった唇のために参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

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