黒人の身体的特徴を差別的に表現していると言われたセーターを販売したグッチ(Gucci)への波紋が止まらない。(フロントロウ編集部)

 先日イタリアを代表するブランドのグッチ(Gucci)が、「バラクラバ・ジャンパー」という名で大きな赤い唇のモチーフが編み込まれた独特のデザインのセーターを発売。これが黒人の身体的特徴を差別的に表現しているとネット上で物議を醸し、グッチ側が謝罪。その後「バラクラバ・ジャンパー」は販売が中止となり世界中で話題となった。

画像: Rashida Reneé on Twitter twitter.com

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 ところがこの問題はグッチが謝罪と販売停止をしたことで終わらず、これまでグッチを愛用してきたラッパーたちが反応しており、ボイコットをするまでに発展。

 大御所ラッパーの50セントは、グッチのTシャツを燃やす動画を自身のインスタグラムに投稿。そして、「家にある全てのグッチのアイテムを処分しなくちゃ。もうグッチはサポートしない」と怒りのコメントをした。

 そのほかにもラッパーのT.I.は長年サポートしてきたのにめちゃくちゃにされたとし「謝罪は受け入れない」と語り、ソウルジャ・ボーイも「侮辱されたと感じた」と自身のインスタグラムで明かし、フェンディ(Fendi)から出てきたところを米メディアTMZが直撃インタビューされ「グッチは終わりだ。(これまで買ったものは)返品はしない。慈善団体に渡す」と語った。しかもソウルジャはグッチが好きすぎるゆえ、額のど真ん中に入れたグッチのマークのタトゥーも除去しはじめているそう。(フロントロウ編集部)

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