海外で流行中のアニメ『ペッパピッグ(Peppa Pig)』の影響でアメリカのちびっこたちにある異変が起きている…。(フロントロウ編集部)

 ちょっとおませなピンク色の子豚の女の子ペッパピッグを主人公にした子供向けアニメ『ペッパピッグ』。2004年にイギリスで放送が開始した同作は、やがて海を越え、現在では世界180ヶ国で放送される人気シリーズに。

 しかし、最近になり、『ペッパピッグ』を日常的に見ているアメリカの子供たちの保護者から、子供たちが突然、イギリス訛りのアクセントで話すようになったとの報告が相次いでいる。

画像: アニメ『ペッパピッグ』の見過ぎで米国の子供たちに「ある異変」が起きる…

 日本を含む多くの国では、それぞれの言語に合わせた吹き替えバージョンが放送されているが、アメリカで放送されているのは、オリジナルであるイギリス英語版。

 『ペッパピッグ』の視聴者層は2歳~5歳で、この年齢はちょうど言語の発達が著しいことでも知られている。そんな時期に日常的にイギリス英語に触れていることで、アメリカのちびっこたちはイギリス訛りをぐんぐんと吸収しているということのよう。

 SNS上では「#PeppaEffect(ペッパエフェクト)」というハッシュタグまで誕生し、親たちが我が子の異変について体験談や意見を交換し合っている。

 この現象について、米Romperが子供の言語発達の専門家たちに解説を求めたところ、専門家たちは、いずれも、子供たちは、やはり普段からよく耳にしている言語やアクセントを吸収しやすく、また、可愛らしいキャラクターであるペッパピッグの話し方をマネして楽しんでいるのだろうと分析。

 さらに、ある専門家は、そんな子供たちの突然の異変に驚いたり、面白がったりする親のリアクションが、子供たちが訛りに磨きをかける拍車となっているのではないかともコメントしている。

 もしも子供にイギリス英語を習わせたいと思っている人は、『ペッパピッグ』を見せてみると効果があるかもしれない。(フロントロウ編集部)

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