海外で広く使われているマッチングアプリTinder(ティンダー)。なんと、その牛用バージョンが登場した。(フロントロウ編集部)

 ここ数年でマッチングアプリが普及し、その中で出会い交際を始めるカップルも多くなっている。そしてそれは人間だけの話じゃないみたい。

 イギリスの家畜の売買を行なっている会社ヘクタールが開発したそのアプリの名前は、ティンダー(Tinder)ならぬタダー(Tudder)。ヘクタールは、このプロジェクトのために約4億円以上の資金を獲得。なんとその出資者には、イギリス政府やテニス選手のアンディ・マリーなどが含まれるそう。

画像1: マッチングアプリ「ティンダー」の牛向けバージョンが人気

 このアプリではティンダー同様に、恋人を見つけたい牛の写真、年齢、場所とオーナーの情報が表示される。牛たちがマッチしたら牛の売買の交渉が可能になる仕組み。スワイプした時には牛の「モー」という鳴き声が鳴るおちゃめな仕掛けも。

 ある畜産農家は、「家畜売買のために、実際に開催されているオープンマーケットに行くとなると、通常営業に戻るのに2週間かかる」と話し、その手間を心配した娘がこのアプリの使用を開始。今ではマーケットに行くことはナンセンスだと感じているそう。

画像2: マッチングアプリ「ティンダー」の牛向けバージョンが人気

 ヘクタールは、「羊の交配のデータも似ているので、次のプロジェクトは『メェ~ハーモニー』になるかもね」と話した。(フロントロウ編集部)

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