アメリカの映画やドラマのレビューサイト、ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)が荒らしコメントに対抗する姿勢をみせた。(フロントロウ編集部)

 アメリカの有名映画レビューサイト、ロッテン・トマト。信頼性のある批評家や、ファンの映画への評価を平均化し、パーセンテージで公開。ロッテン・トマトで高評価を得るのは難しく、映画批評への信頼性が高いことで知られる。

画像1: 辛口映画レビューサイト、ロッテン・トマトが「荒らしコメント」撲滅のためシステム改変

 しかし最近問題になっていたのが、特定の映画へのアンチコメント。マーベル映画『キャプテン・マーベル』のページには、公開前にもかかわらず荒らしコメントが殺到。その多くが、女性が主役であることに反発したもの。しかし一般的には、同作品の前売り券はいくつかのマーベル映画よりも売れていて、期待が高いことが分かっている。

画像2: 辛口映画レビューサイト、ロッテン・トマトが「荒らしコメント」撲滅のためシステム改変

 また、『スター・ウォーズ エピソード9』はタイトルや予告編がまだ無いにもかかわらず、批判コメントが多く書かれた。そのほとんどは、前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に対する落胆のコメントだった。

画像3: 辛口映画レビューサイト、ロッテン・トマトが「荒らしコメント」撲滅のためシステム改変

 そこでロッテン・トマトは、映画の公開前にはレビュー投稿をできないようにシステムを変更。これは、ファンによるレビューにかぎったもので、映画を公開前に見られる批評家たちには以前どおりのシステムが適用される。(フロントロウ編集部)

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