『キム・ポッシブル』とは
2002〜2007年に全米で放送されたアニメ『キム・ポッシブル』は、スーパー女子高生のキム・ポッシブルが、親友のロン・ストッパブル、ペットであるネズミのルーファス、天才IT少年ウェイドと共に、世界中から集まる捜査や警護の依頼をこなしながら世界征服を狙うドクター・ドラッケンから地球を救う物語。
「携帯電話の着信音を『キム・ポッシブル』の曲に設定していれば、その子はかっこいい子だって分かる時代だったよね」
ーダヴ・キャメロン(2014年のツイートより)
ディズニー・テレビジョン・アニメーションによる初の作品としてディズニー・チャンネルで放送されると、テクノロジーやガールパワーといった先進的なテーマと脚本の面白さが支持されて、初回放送はデイズニー・チャンネル・オリジナル・シリーズとして当時の最高視聴数を更新。
女優兼シンガーのサブリナ・カーペンターはキム・ポッシブルのコスプレをするほどのファン。
『キム・ポッシブル』は当時のキッズやティーンが見て育ったアイコニックな作品となり、ゼンデイヤ、ダヴ・キャメロン、サブリナ・カーペンター、マイリー・サイラスなど、多くのセレブもファンを公言している。
「『レイブン 見えちゃってチョー大変!』や『リジー&Lizzie』や『キム・ポッシブル』といった、ディズニー・チャンネルのクールな作品をリバイバルさせたい」
ーゼンデイヤ(2013年のツイートより)
実写化に全米が大盛り上がり!
ディズニー・チャンネルが2018年2月に『キム・ポッシブル』の実写化を発表すると、米ツイッターで「Kim Possible」がトレンド入り。さらに、ドラマ『オースティン&アリー』のケイラム・ワージーをはじめとした著名人が制作をお祝いするツイートを投稿するなど、SNSは大盛り上がり。
ケイラム・ワージーは、「ディズニーが『キム・ポッシブル』の映画を作ることを祝して」とツイートして、アニメ版でキム・ポッシブルの声優を務めたクリスティ・ロマノとのツーショット写真を公開。
この盛り上がりは2月15日の全米放送日にも続き、放送中に「Kim Possible」がツイッタートレンド入り。これからの日本放送に向けて、期待の膨らむ話題性を振りまいている。
実写版『キム・ポッシブル』の見どころとは?
あらすじ
驚異的な身体能力と機転の速さを活かして世界を救うキム・ポッシブル。高校生活をスタートするのだが、悪者はかる~く倒せちゃう正義のヒーローも、高校生活は上手くいかないことばかり。そんな状態なのに、世界征服を狙う強敵ドラッケンとシーゴーの脅威が迫り…。キムは、おとぼけ相棒のロン・ストッパブル、天才IT少年のウェイド、ロンのペットであるルーファス、そして新メンバーのアシーナと力を合わせて強敵に立ち向かう!
見どころ1
パワフルで知的でキュートな主人公に恋しちゃう!
パワフルで、知的で、そしてキュート。キム・ポッシブルは、そんなガールパワーを象徴するような女性ヒーロー。美しいレッドヘアをなびかせながら、最新のメカを操りアクロバティックに敵を倒すキムはかっこかわいいのひと言。ポジティブでがんばり屋さんなパーソナリティも魅力的!
見どころ2
アクション、コメディ、10代らしさ満載のストーリー
アニメの世界だからできたアクロバティックなアクションと、アニメ版の人気を支えた軽快なコメディを、ディズニー・チャンネルが実写版に見事に反映!さらに、スーパーヒーローなのに、クラスや、友達や、“自分らしさ”に真剣に悩む、キムの10代らしい一面が見られるストーリーも見どころ。
見どころ3
「女性目線」で作られている
実写版の撮影では、セットデザイナーから、コスチュームデザイナーやスタント係まで、多くの役割で女性が活躍。そんな女性目線での制作が、キム・ポッシブルの部屋だったり、動きだったりに反映。アニメ版ではお馴染みだったものの、アクションには不釣り合いだったクロップトップの衣装も実写版では封印されている。
見どころ4
オリジナルのファンも楽しめる
実写版『キム・ポッシブル』は、2000年代にディズニー・チャンネルを見ていた世代にとっても見逃せない要素がたっぷり。アニメ版でキムの声優を務めたクリスティ・カールソン・ロマーノの特別出演のほか、ロンとルーファスの出会いが初めて描かれたり、新キャラであるアシーナが登場したりと、ファン悶絶のシーンがいっぱい。
見どころ5
「日本」にインスパイアされたシーンがある
実写版『キム・ポッシブル』では、棒術や畳式の道場といった日本にインスパイアされたシーンが。アニメ版でも、忍者学校のシーンがあったり、日本のテクノロジーが扱われたりと、日本とのリンクがたびたびあったが、実写版でも日本文化が登場する。
実写版『キム・ポッシブル』は近日中に日本のディズニー・チャンネルで放送予定。放送日が決まり次第、またフロントロウ編集部でお伝えします。(フロントロウ編集部)