イギリスの大人気ボーイズグループ、ワン・ダイレクションのメンバーであるルイ・トムリンソンが、3月7日深夜にソロ第4弾シングル「トゥー・オブ・アス」を公開した。
「トゥー・オブ・アス」の切ない歌詞と音楽は、ルイが母親に向けて書いたもの。ルイの最愛の母親は2016年に闘病の末、43歳という若さで他界している。
そんな最愛の母親を思い出しながら歌ったこの曲では、「レコーディングしている間に感情が込み上げてきた」と話すルイ。母への愛を歌わずにいられなかったのには、ある理由があるそう。
実は、ルイのソロ第1作目である「ジャスト・ホールド・オン」には、多くのファンから多くのメッセージが届いたそう。ルイは、「アーティストとしてそんな影響力をもったことがなかったし、そんな立場になったこともなかった」と感じたそうで、考えるきっかけになったと話す。そんななか制作した今作「トゥー・オブ・アス」に関しても、「たとえ1人にでも響けばいいなって」と語るとおり、誰かを亡くして辛い思いをしている人の共感を誘うものになっている。
自分を育ててくれた最愛の母親を、24歳の時に亡くすという辛い経験を乗り越えたルイの、寂しくも力強い楽曲「トゥー・オブ・アス」。ルイが母への愛を手紙に綴っているような切ないミュージック・ビデオはこちら。
(フロントロウ編集部)