4年ぶり『コーション』で1位連発
昨年11月に、マライア・キャリーが2014年の『ミー。アイ・アム・マライア』以来4年ぶりにリリースしたオリジナル・アルバム『コーション(Caution)』。
マライア自身がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、スクリレックス&プー・ベア、タイ・ダラー・サイン、ナインティーン85、DJマスタードといった新進気鋭の豪華プロデューサーとアーティスト陣が参加し、世界27ヵ国のiTunesチャートで1位、64ヵ国でトップ5入り、ここ日本でもiTunesR&Bチャートで1位を獲得するなど、大ヒットを記録した。
最新シングルMVに子供や恋人が出演!
今回MVが公開された「ア・ノー・ノー」は、アルバム『コーション』から、「ウィズ・ユー」に続くセカンドシングル。
リル・キムによる97年の大ヒット曲「クラッシュ・オン・ユー feat.リル・シーズ&ノトーリアスB.I.G」と、そのリル・キムの曲の元ネタであるジェフ・ローバー・フュージョンの「レイン・ダンス」(79年)をサンプリングし、マライア・キャリーが作詞作曲を手掛け、彼女と共に、ビヨンセのアルバム『4』やニーヨの作品で腕を振るってきたシェイ・テイラーが曲作り・プロデュースに参加した。さらに、マライアの朋友ジャーメイン・デュプリがアディショナル・プロダクションで参加するなど、90年代を彷彿とさせるR&Bサウンドに仕上がっている。
MVでは、最新アルバム『コーション』のアルバムカバーが貼られたNY地下鉄の車内にて、セクシーな装いのマライアがパーティーを主催。個性豊かな友人や家族を招待し、最高に楽しいダンス・パーティーを繰り広げる。同ビデオには、もうすぐ8歳になるマライアの双子の子供たち、モロッカンくんとモンローちゃんや、バックダンサーであり恋人のブライアン・タナカもカメオ出演している。
昨年10月には、4年ぶりの来日公演を記念した初の日本独自企画ベストアルバム『マライア・キャリー ジャパン・ベスト』をリリースし、同10月末から11月頭にかけて開催した日本武道館を含む東京・大阪での計3公演で約3万人を動員したジャパン・ツアーでは、往年のヒット曲「ヒーロー」「恋人たちのクリスマス」や、最新曲「ウィズ・ユー」を披露し、圧巻の歌唱力とパフォーマンスで日本のファンを熱狂の渦に包み込んだマライア。現在は、最新アルバムをひっさげ、今年2月末からスタートしたコーション・ワールド・ツアー(CautionWorld Tour)で、4月上旬まで北米、5月中旬から6月上旬まではUK/ヨーロッパと精力的に飛びまっている。
<リリース情報>
マライア・キャリー|Mariah Carey
アルバム『コーション|Caution』
発売/配信中(2018年11月16日)
●国内盤CD(全11曲)
SICP-5996 / 2,400円+税
日本限定ボーナス・トラック「ランウェイ」収録
初回生産分のみオリジナル・ステッカー封入
●配信(全12曲)
1,900円
日本限定ボーナス・トラック「ランウェイ」「ランウェイ feat. KOHH」収録
●輸入盤CD(全10曲)
(フロントロウ編集部)