約6年ぶりに来日公演を行なったイギリス出身の人気シンガー、リタ・オラの大盛り上がりだった東京公演の様子をお届け。(フロントロウ編集部)

約6年ぶりの公演は大盛況

 2018年に約6年ぶりとなるアルバム『フェニックス(Phoenix)』をリリースして、現在ワールドツアーを行なっているリタ・オラ。このアルバムは、レーベルを移籍後初めてリリースしたアルバムで、エド・シーランがプロデュースした楽曲や故アヴィーチーとコラボした楽曲などが収録されている、リタにとっても特別な1枚。リタはそんな思い入れのあるアルバムを引っ提げてワールドツアーを周っており、今回ついに日本に上陸。

画像1: Photo by Teppei Kishida

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 会場へ入るとまず目に飛び込んできたのが、アルバムのタイトルにもなっている「不死鳥(フェニックス)」。この不死鳥はステージ後方に大きく掲げられており、その姿はまるでリタのことを見守っているよう。

 会場の照明が消え、リタが暗闇の中から登場すると、ファンのボルテージはマックスに。約6年ぶりに日本のファンの前でライブを行なうリタは、公演の冒頭から映画『フィフティ・シェイズ・フリード』の主題歌である「フォー・ユー」や、エドがプロデュースした「ユア・ソング」、チャーリーXCXとコラボした「ドゥーイング・イット」といったヒット曲を連発。

 途中で独特なハスキーボイスで日本のファンに挨拶をしたリタは、フロアにいるファンだけでなく、2階にいるファンにも気を配り、「2階のみんなもこんにちは!今日は来てくれてありがとう」とコメントする場面も。

画像2: Photo by Teppei Kishida

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 その後、「新しいアルバムから『サマー・ラブ』よ」というリタの言葉と共にはじまった「サマー・ラブ」では、リタが超ロングのポニーテールを振り回して会場を煽り、「ニュー・ルック」では、アカペラを披露し、その美声に会場が息をのんだ。まだまだ勢いが止まらないリタが次に披露したのは、カーディ・B、ビービー・レクサ、チャーリーXCXらとコラボした「ガールズ」。会場中がダンスして、フロアが揺れるほど大盛り上がりを見せた。

 またMCでは、「東京で休みがあったの」と、つかの間のオフがあったことを明かし、東京が大好きだと語ると、「みんなの愛とサポートに感謝しているわ。最後に私が日本でショーを行なったのは6年前よ。大観衆になって帰って来てくれてありがとう。とても最高だわ。愛している。本当にありがとう。この曲はあなたたちに贈るわ」と言って「ヘル・オブ・ア・ライフ」と「ソウル・サバイバー」を熱唱した。

画像3: Photo by Teppei Kishida

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 さらに来日公演の数日前にMVが公開された「オンリー・ウォント・ユー」では、「新しいシングル『オンリー・ウォント・ユー』よ。大きな声で歌って!いい?」と声をかけ、続く「「アイ・ウィル・ネヴァー・レット・ユー・ダウン」」までファンも一緒に大熱唱。

 少しダークな雰囲気のなかはじまった「R.I.P.」や、バックコーラスとのシンクロダンスを見せた「キープ・トーキング」と続き、イギー・アゼリアとコラボした「ブラック・ウィンドウ」では「私とパーティーを楽しむ準備は出来ている?叫べー!」と盛り上げてラストスパート。

画像4: Photo by Teppei Kishida

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 すると、ここでリタからのサプライズが。なんとこの日のセットリストになかったクリス・ブラウンとのコラボ曲「ボディ・オン・ミー」をアカペラで歌い始め、ファンも一緒に歌いながら「カミング・ホーム」へ。「ホット・ライト・ナウ」では、リタのテンションがマックスで、客席に飛び込むジェスチャーも。本編はここでいったん終了するも、まだまだ会場の熱気はムンムン。

鳴りやまないリタコール

 そしてアンコールを待つファンたちは、一斉に「リタ、リタ、リタ」とリタコール。この鳴りやまないリタコールと共に故アヴィーチーとのコラボ曲「ロンリー・トゥゲザー」と「エニウェア」を力強く歌い上げ、会場にいるファンたちを魅了した。最後は「今日は来てくれて本当にありがとう!またすぐに帰ってくるわ。おやすみなさい」と、ファンがステージに投げ込んだぬいぐるみと共にステージを後にした。

画像5: Photo by Teppei Kishida

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 リタはこの後もワールドツアーで世界各国を周るけれど、サマーソニック2019に出演することが決定しているため、今年8月に再び日本へ戻ってくる。(フロントロウ編集部)

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