ブルーライトは肌にも悪影響!
スマホやPCなどのデジタルディスプレイから発せられるブルーライトは、人の目で見ることのできる可視光線の中でももっとも強いエネルギーを持っている青色光で、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達。目や身体に大きな負担をかけるといわれている。長時間画面を見ていると、とくに目が疲れると感じている人は多いのでは? だけど、実はダメージを受けているのは目だけじゃないという。
デジタルディスプレイの画面から発せられるブルーライトは、紫外線よりも肌の奥に届くと言われていて、実は肌にも悪影響。そのため、ブルーライトを浴び続けることでシミ、くすみ、シワ、たるみなどの老化や、肌荒れの原因になってしまうという。
スキンケアブランドElemis(エレミス)の創業者ノエラ・ガブリエルは、「現代人の生活習慣が変わったことで、ブルーライトはここ最近急速に肌への最大の敵になりつつある」と英メディアGlamourにコメント。スマホなどを見る時間が急激に増えたことで長時間ブルーライトを浴びることになり、それによって肌の老化を引き起こしているという。
ブルーライト対策
ブルーライトは身体に負担をかけるため、厚生労働省のガイドラインでも1時間デジタルディスプレイを使った作業をしたときは15分程度の休憩を取ることを推奨しているけれど、なかなかコンスタントに休憩をはさむことは難しい。
いまはデジタルデバイスは生活から切り離せないので、日常で気をつけられることがあれば取り入れていきたいもの。とくに、朝起きてから寝るまで一日中何かと見がちなスマホについて、海外のスキンケアのエキスパートが日常に取り入れやすいちょっとした対策を紹介。
スキンケアブランドElizabeth Arden(エリザベスアーデン)のアドバイザーで皮膚科医のデンディ・エングルマンは、「スマホの液晶画面から発せられる光をできるだけ肌に当てないようにするため、ハンズフリーモードを利用すると良い」とオススメ。また、スキンケア専門家のポーラ・べゴンは、「スマホのスクリーンをナイトモードにするだけでもブルーライトの光を抑えることができるから、やってみて」と紹介している。
ブルーライトのダメージから肌を守るために、まずはできるものから取り入れてみて。(フロントロウ編集部)