ポップスプリングやサマーソニックといった日本のフェスに多数の出演経験があるものの、単独公演はまだなかったルエルが、東京・渋谷で初の単独来日公演を行なった。フロントロウ編集部がその様子をレポート。(フロントロウ編集部)

公演ではファンからのプレゼントが

 会場に焚かれたスモークの中から登場したルエルの姿に、黄色い歓声が送られスタートしたルエルによる初の単独来日公演。「みんな今夜は楽しもう!」と気合十分なルエルは、最初からデビュー曲の「ゴールデン・イヤーズ」を披露し、その後も「デイズド・アンド・コンフューズド」や日本でMVを撮影した「ノット・シンキン・バウト・ユー」と、人気が高い曲を歌い客席を温めると、その勢いは止まらず会場も最初からヒートアップして一緒に熱唱。

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 そしてルエルが初めてカメラの前で披露したというジャック・ガラットの「ウェザード」も特別に披露され、初めて歌った時からさらに進化した歌声を聴かせた。さらに今回の公演では他のアーティストの楽曲もカバーしており、ザ・ウィークエンドの「コール・アウト・マイ・ネーム」やジョン・レジェンドの「フー・ディッド・ザット・トゥー・ユー」では、自らアコースティックギターを持って演奏。

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 また公演中盤には、映画『ハイ・フィデリティ』にインスパイアされたという「リアル・シング」、亡き友人に捧げた「アンセイド」、そして2~3週間後にリリース予定の「ペイン・キラー」という、これからリリースを予定している楽曲を特別に披露するというサプライズも。

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 ルエルはこの日、前方にいたファンからパンダの被り物や、バルーン、トップスをもらい、観客との距離が近いという今回の会場の利点を最大限に生かしてファンと交流。

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 アンコールでは、ファンが「We Love You」と書かれたバナーを掲げるというサプライズが。ルエルはこのサプライズに応えるように、ヒット曲「ヤンガー」をファンと一緒に熱唱。会場にいたお客さんを真ん中から左右半分に分けて、どちらの方が大きな声を出せるかという、対決方式で一緒に歌ってもらうというファンを盛り上げる工夫も。

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 最後にルエルが、「ありがとうみんな。僕の名前はルエルだ。東京愛してる!また戻ってくるよ」とファンに次の来日を約束して、初の単独来日公演は無事に終了した。

 ルエルにとって初めての単独来日公演のセットリストは以下から確認できる。

Golden Years
Dazed & Confused
Not Thinkin’ Bout You
Weathered
Say
Call Me Out My Name(ザ・ウィークエンドのカバー)
Real Thing(新曲)
Unsaid(新曲)
Who Did That To You(ジョン・レジェンドのカバー)
Pain Killer(新曲)
Bell Yache
Don’ Tell Me
Younger
(フロントロウ編集部)

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