海外で昨今急増している新種の宿泊施設「ポッシュテル」とは? (フロントロウ編集部)

 世界をリュックサック1つで旅するバックパッカーや1人旅中の若者などが、低予算で宿泊できる宿として知られる「ホステル」。宿泊客同士の交流の場があることでも人気のこの宿泊施設が、今、よりオシャレに、ゴージャスに進化している。

 「Posh(贅沢な)」と「Hostel(ホステル)」を組み合わせた造語の「ポッシュテル(Poshtel)」という名前で急増しているのが、これまでベッドと共有スペースがあるだけの簡素な作りだったホステルの印象を一新する、ラグジュアリーな設備や至れり尽くせりのサービスを備えた宿泊施設。

オランダ・アムステルダムにある「ジェネレーター・ホステル・アムステルダム(Generator Hostel Amsterdam)」の共有スペース。


スペイン・バルセロナにある「ジェネレーター・ホステル・バルセロナ(Generator Hostel Barcelona)」の共有部屋。


ギリシャ・ミコノス島にある「マイコクーン・ホステルズ・ミコノス(MyCocoon Hostels Mykonos)」の寝室。

ポルトガルの首都リスボンにある「デスティネーション・ホステルズ(Destination Hostels)」の共有スペース。


モロッコ・マラケシュにある「ロダモン・リヤド・マラケシュ(Rodamon Riad Marrakesh)」のガーデンプール

 かつては土臭い印象のあったキャンプが、近年、贅沢な仕掛けを取り入れた「グランピング」として進化して人気を博したように、インスタグラムなどのSNSで旅の写真をシェアするのが当たり前となった現代の若者たちを中心に「ポッシュテル」も今後どんどん人気を拡大していく予感。

 宿泊料金は、従来のホステルよりも弱冠高くはなるものの、ラグジュアリーな気分に浸れる空間で、ほかの土地からやってきた旅行者たちとの交流を楽しんでみたいという人にはうってつけの「ポッシュテル」。興味がある人は、次の旅行の宿泊先として検討してみては? (フロントロウ編集部)

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