ダイエットをするときは食事に気をつけたり、運動や筋トレなどを行なうのが一般的。でも、実はなにげなく飲んでいる飲み物に要注意なものがあるという。(フロントロウ編集部)

 暖かくなり徐々に薄着になってきて、体型が気になりだす季節。誰もがスリムである必要はないけれど、冬の間に増やした体重をすこし減らそうと考えたり、ダイエットをはじめる人もいるのでは? とくに気にするのは食べ物だけれど、実は飲み物にも気をつけるべきものがあると海外の専門家が話した。

画像: 実はダイエットの敵!?食べ物より気をつけたい飲み物3選

人工甘味料

 ダイエット中、コーヒーや紅茶に入れる砂糖の代わりに選びたくなるのが人工甘味料。でもこの人工甘味料は、ダイエットの目的ではオススメできないという。

画像1: 人工甘味料

 ダイエット本『ザ・ダイエット・デトックス(The Diet Detox)』の著者、ブルック・アルパートは、ダイエット中に砂糖の代わりに手を伸ばしがちな人工甘味料について、「天然の砂糖のように脳のエネルギーにならず、しかも脳があなたに欲求が満たされたという合図を送ることがないから、空腹感が増すの」と英メディアByrdieにコメント。

画像2: 人工甘味料

 また、人工甘味料は甘さが強いので、フルーツなどの甘さに対しての感覚が鈍くなる恐れがあると警告。食物繊維やビタミンも含まれていて美容効果のあるフルーツよりも、さらに甘さの強い人工的なおやつを食べたくなってしまうという。

画像3: 人工甘味料

 しかもブルックは、多くの製品に使われている人工甘味料の「アスパルテーム」は、含まれる化学物質がホルモンにダメージを与えると話し、体重増加の原因になるのでダイエット目的の場合は逆効果になる可能性があると注意を促している。

ソーダ飲料水

 ブルックは、飲むとスカッと清涼感があるソーダ飲料水について、「ソーダ飲料水を飲むことがカロリー摂取量の増加と体重の増加に関連していると研究で分かっているわ」とコメント。

画像1: ソーダ飲料水

 ブルックが言うソーダ飲料水とは、炭酸を含んだ清涼飲料水のことで、水や炭酸のほかに果糖ブドウ糖液糖などが含まれているもの。ブルックいわく、飲むことで逆に満腹感を低下させてしまうため、ダイエット中はとくにソーダ飲料水は避けたほうが良いという。

画像2: ソーダ飲料水

 また、ブルックは、ソーダ飲料水を飲みずぎると肝臓に中性脂肪が貯まりやすくなって病気の原因になる恐れがあるため、やみつきになっているなら気をつけたほうが良いと警告している。

エナジードリンク

 シャキッとしたい運転中や、仕事中の疲れたときなどに手軽に飲みやすいエナジードリンクも、ダイエット中は避けたほうが良いという。

画像1: エナジードリンク

 砂糖の専門家アリアンヌ・ペリーは、「健康的なダイエットや生活をしたいなら、エナジードリンクは飲まないほうがいい。1缶あたり平均30g以上の砂糖が入っているし、刺激が強すぎるわ」とコメント。

 エナジードリンクにはカフェインをはじめ、タウリン、朝鮮人参根エキス、L-カルニチンなどが配合されているけれど、アリアンヌは、「エナジードリンクを飲むとすぐに元気になって、その後で落ちるの。エナジードリンクの満足感で食欲を失うのは一時的なもの」と話している。

画像2: エナジードリンク

 せっかく食事に気をつけていても、飲み物で足を引っ張ったらもったいない。何気なく飲んでいるものがあれば気をつけてみて。(フロントロウ編集部)

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