『アベンジャーズ/エンドゲーム』では終わらない
4月26日の公開を目前に控えたMCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の上海プレミアに登場したマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、MCUキャストも勘違いしていた事実を大暴露した。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、今までMCU作品の中核を担ってきた『アベンジャーズ』シリーズの最終章であり、フェイズ3(※)として区別される最後の作品だと思われてきた。
※フェイズは20作以上ものMCU映画を区切る名称で、現段階でフェイズ1、フェイズ2、フェイズ3がある。
そのため、ソー役のクリス・ヘムズワースなどメインキャストは、同作のインタビューで「フェイズの終わり」という表現を使っているのだが、どうやらその考えが正確には間違っていたよう。
上海プレミアのレッドカーペットイベントで取材陣の質問に答えたファイギ社長は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の次に公開されるMCU映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』について質問されると、こんなことを発言。
「これはフェイズ3の終わりになるよ」
「これを教えるのは君が初めてだ」とつけ足したファイギ社長は、なんと2019年7月2日に全米公開される『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が、フェイズ3の本当の終わりだと告白。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の数分後の出来事が舞台と言われており、この作品こそフェイズ3を締めくくる作品になるという。
これまでフェイズ3の終わりだと信じられていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』だが、シリーズが完結してもフェイズ3はまだ終わらないことがファイギ社長の発言によって明らかになった。(フロントロウ編集部)