※この記事には『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれます。
「謎の少年」の正体に鳥肌
『アイアンマン』から始まったMCUの主軸となった『アベンジャーズ』シリーズを締めくくる映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』がついに世界中で公開され、映画界の歴史を塗り替えるメガヒットを記録している。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見たマーベルファンだけでなく、劇場に駆けつけた人なら誰もが疑問に思った謎の登場人物がいた。
※ここから『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレがあります。この先は映画を見てからご覧ください。
それは、映画のラスト。サノスとの闘いを終えたアベンジャーズや、ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スターク(アイアンマン)と親交があったキャラクターが、湖の畔にあるコテージの前で一堂に会する感動のシーン。
グウィネス・パルトロウ演じるペッパー・ポッツや、クリス・エヴァンス演じるスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)、トム・ホランド演じるピーター・パーカー(スパイダーマン)らが、悲しみに暮れる表情をするなか、見覚えのないひとりの青年がコテージのすぐそばで佇んでいた。
この青年を演じたのは、タイ・シンプキンスというアメリカの子役出身の俳優。現在17歳のタイは、じつは2013年の映画『アイアンマン3』に少年ハーレイ・キーナー役としてMCUに出演していた。
『アイアンマン3』で、ボロボロになったアイアンスーツとともにテネシー州をさまよっていたトニー・スタークを救った少年こそ、タイが演じたハーレイだったのである。
劇中ではトニーがアイアンマンの部品の一部をハーレイにあげたほか、ラストでは助けてくれた感謝の証として十分な発明ができる機材をプレゼントした。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、そんなハーレイの成長した姿が映された。最後に登場したハーレイが、自己中心的だったトニーが他者のためにした優しさを表すとともに、未来のMCUの重要なキーパーソンになるかもしれないという希望をファンに残した。(フロントロウ編集部)