人気シンガーのトロイ・シヴァンが、4月24日に豊洲PITにて行なった一夜限りの来日公演の様子をお届け。(フロントロウ編集部)

 昨年8月にリリースしたセカンドアルバム『ブルーム』を引っさげて、上海を皮切りに現在アジア・ツアーを周っているトロイ・シヴァン。そんななか、トロイは4月24日、アジア2都市目として東京に訪れ、来日公演を行なった。

 トロイは2016年にフジロックフェスティバルで来日しているものの、単独来日公演は今回が初。チケットはすぐに売り切れ、人気の高さを見せつけた。

黄色い歓声に包まれてトロイが登場

 会場が暗転した瞬間、悲鳴にも近い歓声が会場に広がる。トロイはステージではなく、バルコニーから登場するという変化球で姿を現し、「Seventeen」でライブをスタート。つづけて「Bloom」「Plum」を熱唱すると、あっという間に会場全体が彼の世界観に染まった。

画像1: Photo: Yoshika Horita

Photo: Yoshika Horita

 「ありがとう」と日本語で挨拶をすると、ファンからは大歓声が。つづけてトロイは「東京ってこの世の中で一番クールなところだよ。本当に来られてうれしい」と語りながら、ファン1人1人と目を合わせ、心優しい一面を見せた。

自身のセクシャリティについて

 自身を「ゲイ」と公言しているトロイは、カミングアウト前の葛藤について書いた「Heaven」の曲紹介で、セクシャリティについて話す場面も。多くのファンの前で「たくさん自問自答した。まだ見えてない答えもたくさんある。僕は15歳で、将来子供を持つことはできるのかな?って考えてた。怖かった」と正直な気持ちを告白。

 さらにトロイが「自分の人生はみんなと違うものになってしまうのが怖くて。けどそれって、もしかしたら超最高になることもあり得るんじゃないかって思い始めたんだ。自分の人生だから、自分の好きなようにできる。自分はなりたい自分になれる」と真っ直ぐ前を見据えて話すと、その様子に涙するファンの姿も。

画像2: Photo: Yoshika Horita

Photo: Yoshika Horita

 ライブ中盤では、「東京」が歌詞に出てくるスローなナンバー「Postcard」を披露。「東京からポストカードを送ったけど、君は受け取ってくれなかったね。日本語で書いたけど、君は気にも留めなかった」という歌詞から始まることもあり、オーディエンスは大興奮。さらにトロイは、日本語で「愛してる」とファンに気持ちを伝えた。

アンコールではトロイのお茶目な姿も

 ライブ終盤に差し掛かり、トロイが「次で最後の曲」と口にすると、会場からは惜しむ声が。それを聞いたトロイは「今のは嘘。そういう決まりってあるじゃん?」と、この曲を終えた後にまたアンコールで出てくる予定だということを明かすという、なんともお茶目な対応。

画像3: Photo: Yoshika Horita

Photo: Yoshika Horita

 つづけて「生まれた時からポップスターになって、ステージで“どうもありがとう!”って大歓声を浴びながら走り去るのが夢だったんだ」と語ると、トロイはファンに向けて「ここからみんなの出番だよ、アンコール!って叫ぶの。ただ僕の欲が満たされるだけ。みんな何するべきかわかってるよね?ライト、カメラ、アクション」とオーディエンスに、この曲を終えたあとにやることを指示。

 そしてトロイは「Animal」を歌い終えると、舞台袖へ。ファンと約束した通り「アンコール」の声を浴びながらタンクトップ姿で戻ってきた彼は、「Youth」を熱唱。最後は、EDM調に編曲された「My My My!」を披露し、会場のボルテージは最高潮に。

 どこからそのエネルギーが出てくるのかと感じさせてしまうほど、ステージ上を走りまわって、すべての曲を全力で歌いきったトロイ。初めての単独来日公演を一体感に溢れさせ、大成功に収めた。

4月24日来日公演『トロイ・シヴァン THE BLOOM TOUR』セットリスト
Seventeen
Bloom
Plum
Heaven
Fools
Lucky Strike
Wild / I’m So Tired
Postcard
Good Side
What A Heavenly Way To Die
Bite
Dance To This
Animal
Youth
My My My!

(フロントロウ編集部)

この記事のセットリストに誤りがあったため、修正しました。

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