ブリトニー・スピアーズの生活を脅かす、因縁のあの人に接近禁止命令が下された。(フロントロウ編集部)

 シンガーのブリトニー・スピアーズは、今年1月に家族との時間を取るため活動の無期限休止を発表し、その後メンタルヘルスケア施設への入所が伝えられた。

 しかし、一部のファンがブリトニーのメンタルヘルスケア施設への入所を疑問視。彼女の意思ではなくマネージメント側が無理やりブリトニーを入所させたとのウワサが拡散し、「#FreeBritney(ブリトニーを開放せよ)」というハッシュタグを使った解放運動が行なわれるまでに。さらには、ブリトニーの家族に脅迫がされるまでに発展してしまった。

 その後、ブリトニー本人が自身のインスタグラムを更新。自分は無事であることを明かしたうえで、ある人を批判した。

 それは、ブリトニーの元マネージャーであるサム・ラトフィ。サムは2007年から2008年ごろにブリトニーを利用したとして、ファンの間では悪名高い。ブリトニーがパパラッチの前で突如として自身の頭を丸刈りにした衝撃の事件も、ブリトニーが彼の支配下にあったときに起こっている。そして2009年に、ブリトニーを心配した家族がサムに対して3年間の接近禁止命令を取得。しかしサムも、ブリトニーの父ジェイミーに暴力をふるわれたとして裁判を起こすなど、ブリトニーだけでなくブリトニー家族全員にとって因縁のある人物。

画像: サム・ラトフィ

サム・ラトフィ

 1度目の接近禁止命令から10年が経った今、今回の騒動を受けてブリトニーとその家族はふたたび彼に対する接近禁止命令を要求。裁判所によって要求は受理された。

 裁判所に提出された資料では、サムはブリトニーの家族に脅迫文を送りつけただけでなく、自身の4万人以上のフォロワーを“あおって”、ブリトニーの家族に嫌がらせをするよう仕向けた疑惑が指摘されている。

 さらに資料の中では、ブリトニー側がサムを「寄生虫」とまで言い放つ一節も。

 サムの代理人はこの決定を受けて、「このような結果になり、非常に残念に感じています。この件はラトフィ氏の憲法上の権利を過度に侵害していると感じています」と声明を出している。(フロントロウ編集部)

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