元オアシスのリアム・ギャラガーを追ったドキュメンタリー『AS IT WAS(原題)』の新予告編が公開され、ノエルへの暴言が炸裂した。(フロントロウ編集部)

 第2のビートルズとして90年代のUKロックシーンを牽引した世界的ロックバンドといえば、オアシス。

画像1: オアシスのリアム・ギャラガー、兄ノエルと「憎しみあうのは当然」

 兄ノエル・ギャラガーと弟リアム・ギャラガーを中心に結成されたオアシスは、2009年のノエルの脱退をもって事実上の解散。2人の仲の悪さは有名で、これまでもお互いに対する多くの暴言が取り沙汰されてきた。

 そんななか、現在は、ノエル以外のオアシスメンバーで結成されたビーディ・アイのヴォーカルとして活動するリアムを追ったドキュメンタリー『AS IT WAS(アズ・イット・ワズ)』の新たな予告編が公開。またまたリアム節が炸裂した。

 オアシス時代のリアムが映し出されるところから始まった映像では、オアシスの解散後、苦悩するリアムに密着。

 ノエルの脱退でオアシスは解散となったこともあり、「あのクソ野郎が俺のバンドを決裂させたんだ。俺たちがクソみたいに憎しみあってるのなんて当然だろ」と、兄に毒づいた。「あいつは、俺がどん底にいるのを見ながら、幸せそうに辞めていったのさ」と、苦々しく語った。

画像2: オアシスのリアム・ギャラガー、兄ノエルと「憎しみあうのは当然」

 もはやお家芸となっているレベルの2人の仲の悪さだけれど、そんな状況が変わってほしいと心から願っている女性が1人。それはリアムとノエルの母ペギー。

 動画の中でペギーは、「年が新しくなって、2人はまた一緒になるわ」と、母としてのささやかな願いを告白。

 しかしそんな母の思いもよそに、実家に飾ってあったノエルとその妻の写真を見たリアムはひと言。

 「クソみたいなフィリップ公と、その女さ!」

 王室嫌いとして有名なノエルを、ロイヤルファミリーの一員に例えるという皮肉たっぷりの悪口を言い放った。

画像3: オアシスのリアム・ギャラガー、兄ノエルと「憎しみあうのは当然」

 2018年7月にはリアムがツイッター上で、ノエルにオアシスの再結成を持ち掛け、2人に和解の兆しが見えたことも。しかしその後12月に、ノエル側が英Mojo誌で再結成を完全拒否。それに対してリアムがまた暴言を吐き、ファンからは落胆する声があがっていた。

 さらに今年2月にツイッターを更新したリアムは、ノエル側から、『AS IT WAS』でオアシスの曲を歌っている映像を使用したら訴えると通知されたことを明かしていた。

 犬猿の仲であるギャラガー兄弟の再結成は、遠いよう。(フロントロウ編集部)

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