モデルのエミリー・ラタコウスキーが一輪の花で局部を隠した全裸ヌードを公開。彼女の本当の目的とは? (フロントロウ編集部)

 “神ボディ”と称されるモデルのエミリー・ラタコウスキーが、一輪の花で大事な部分を隠し、片手で両乳首を隠すポーズを取った過激な写真をインスタグラムで公開した。

 普段から肌を露出したセクシーな投稿が多いことで知られているエミリーだが、いつもよりも気合いが入ったこの1枚には、写真とはまったく関係のない、ある重要なトピックに関する長文コメントが添えられていた。

 エミリーが体を張って注目を集めることで、どうしても伝えたかったのは、現在、全米で物議を醸している中絶禁止法がいかに女性にとって不条理なものであるかということ。

 10代の出産率が高いオハイオ州やケンタッキー州、ジョージア州、ミシシッピ州などの中西部~南部の州を中心にアメリカの16の州で中絶を禁止する法案が次々と制定されるなか、今週、新たに、アラバマ州でも中絶を全面的に禁止する法案が可決。

 全国で最も厳しい「近親相姦やレイプなどの性的暴行の被害によって妊娠した場合でも中絶できない」という女性の生殖の自由を脅かす法案が、一部の権力者たちの思惑によってまかり通ったことに、多くの人々が異議を唱え、たくさんのセレブたちも憤りの声を上げるなか、エミリーはヌード写真とともにこんなメッセージを投稿して、事態の深刻さを訴えた。

 今週、25人の白人男性がアラバマ州の近親相姦やレイプによって妊娠した場合でも女性が中絶することを禁止する法案に賛成票を投じました。権力を握るこれらの男性たちは、女性たちの体に自分たちの意思を押しつけ、経済的に弱い立場にある女性たちから生殖の自由を選択する権利を奪うことで、家父長制度(※1)を守り、獄産複合体(※2)を永続させようとしています。中絶禁止法を制定しようとしている州は、黒人女性の居住者の割合が最も多い州でもあります。この法案は階級や人種に関わるものであり、アメリカ人女性たちに与えられ、ロー対ウェイド判決(※3)に習って守られるべきである基本的人権を直接攻撃するものです。これは私たちの体、選ぶのは私たち自身です。

※1 家長(男性)が家長権に基づいて家族員を支配し、服従させる家族形態。ここでは男性優勢の不平等な社会を暗喩している。
※2 米国の受刑者が民間企業の労働力として安価に使われ、それによって企業が高い利潤を上げる体制
※3 中絶を女性の権利として認めた1973年の連邦最高裁判所のロー対ウェイド判決のこと

 以前からセクシーな格好を人目に晒すことも女性の権利の1つであり、フェミニズム運動の一環であると主張してきたエミリー。コメントの最後の一文にあるように、彼女は自らの意志で自分自身の体を使い、世間の目を中絶禁止法問題に向けようとした。

 エミリーのこの“作戦”は功を奏し、彼女のメッセージはたくさんの人の目に触れ、多くの賛同を集めている。(フロントロウ編集部)

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