台湾で同性婚を認める法律が可決され、アジアで初めて同性婚が合法化された。(フロントロウ編集部)

アジア初の「同性婚合法化」

 台湾の国会である立法院は5月17日、同性婚を合法化する法案の採決を行い、賛成多数で可決した。同性婚の合法化はアジアの国・地域全体で初めてとなる。

 台湾の立法院は、同性婚の法制定を2年以内に行ない、5月24日までに施行することを言い渡した。

画像: アジア初の「同性婚合法化」

 台湾人だけでなく、アジアのLGBTQ+コミュニティにとっても大きな勝利となったこの法案は、18歳以上の同性カップルが夫婦関係と同等に「排他的で永続的なパートナーシップ関係」を築いて、「婚姻届」を政府機関に提出することを認めたもの。

 台湾の総理大臣である蔡英文(ツァイ・インウェン)は、採決が行なわれる前にツイッターで、「台湾の皆さん、おはようございます。今日は歴史を変え、西アジア社会に進歩的な価値が定着することを世界に発信することができるかもしれません。 愛は勝つ(#LoveWins)ことを世界に知らしめましょう」と、結婚の平等な権利に向けて新たな一歩を踏み出す可能性について意欲を見せた。

画像1: 蔡英文 Tsai Ing-wen on Twitter twitter.com

蔡英文 Tsai Ing-wen on Twitter

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 また、法案が採決された後には、「2019年5月17日、台湾。愛は勝つ(#LoveWins)。私たちは真の平等に大きな一歩を踏み出し、台湾をより素晴らしい国にしました」とツイートして、同性婚の合法化を祝福した。

画像2: 蔡英文 Tsai Ing-wen on Twitter twitter.com

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(フロントロウ編集部)

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