イギリス王室のエリザベス女王がソーシャルメディア管理を行なってくれる人材を募集中。気になる年収はおいくら? (フロントロウ編集部)

 エリザベス女王の広報を担当するバッキンガム宮殿の秘書室が、ツイッターやインスタグラムといったSNSのマネージメントを担当するデジタル・コミュニケーション・オフィサーを募集している。

 イギリス王室が公開した求人募集によると、おもに、エリザベス女王やロイヤルファミリーのメンバーたちの公務や大切なお知らせなどの情報を発信しているツイッター&インスタグラムアカウント「@RoyalFamily」への投稿を行なうこの仕事の年収は、およそ3万ポンド(約420万円)。経験やスキル次第で増額も期待できると記載されている。

 勤務地はもちろん、エリザベス女王のお膝元であるバッキンガム宮殿。勤務時間は月曜~金曜、週37.5時間で、週休2日制の祝・祭日休み。さらに、年次有給休暇数は33日、昼食つきで、さらにスキルを磨くための様々なコースの受講もサポートしてくれるという、なかなかの好条件。

 応募要項には、学歴は問わないが、ウェブサイト管理やデジタルコミュニケーションの分野において十分な知識がある人物が好ましく、執筆・編集能力に長けており、著名な人物やブランドなど注目度の高い環境で活躍した経験があれば尚良しなどと記載されている。

投稿の一例。エリザベス女王の誕生日に投稿された歴史を振り返る動画。

 投稿する写真や動画の撮影・編集なども取り仕切ることになるというSNS係。フロントロウがこれまでの「@Royal Family」のツイッターとインスタグラムの投稿を分析してみたところ、ほぼ毎日投稿が行なわれているのはもちろん、3時間おきくらいのタイミングでかなり頻繁に更新されており、「エリザベス女王のお抱えSNS係」というと聞こえは優雅だけれど、実際にはなかなかハードそう。

 応募要項にはとくにイギリス国民でなくてはいけない等の記載はなく、オンラインで応募が可能。「我こそは! 」という人は申し込んでみては? (フロントロウ編集部)

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