楽曲「イフ・アイ・キャント・ハヴ・ユー(If I Can't Have You)」をリリースしたシンガーのショーン・メンデスは、昨年、自身の不安障害について告白。いまもショーンを悩ます心の状態について明かした。(フロントロウ編集部)

 新曲「イフ・アイ・キャント・ハヴ・ユー(If I Can't Have You)」をヒットさせ、今年10月には横浜アリーナでの来日公演を控え、さらには人気ブランドのカルバン・クライン(Calvin Klein)のモデルを務めるなど、ますます注目と人気を集めるショーン・メンデス。音楽界にとどまらず、活動の幅を広げるショーンだけれど、その輝かしい活動の裏側で現在も不安障害と闘っていると米メディアPeopleに打ち明けた。

画像: ショーン・メンデス、いまも不安障害と闘っていると明かす「みんなひとりじゃない」

「不安障害について話して、それが世間に広がっていくことは、いままでしたことのなかで最も怖かったけれど、意味のあることだった。打ち明けることは、僕を助けてくれた。まだ克服したわけじゃないけど、毎日誰もが不安やプレッシャーと闘っているって思い出すようにしてる。僕たちはみんなひとりじゃないよ」

 ショーンがはじめて不安障害について明かしたのは、昨年の3月に楽曲「イン・マイ・ブラッド(In My Blood)」をリリースしたときのこと。同曲は、若くして名声を得たことで感じていた不安やプレッシャーからインスピレーションを受けたと話していた。

 「週に一度は泣いていた」というデリケートな心の状態を歌詞にして打ち明けたことが、自身を少し楽にしてくれたと明かしたショーンは、その勇気ある行動についてこう話した。

「正直でいることがすべてだと思う。他のアーティストたちがどのように正直でいるか、注目してきた。だからエド・シーランも、ジョン・メイヤーも尊敬している。僕は、年を重ねれば重ねるほど、もっとオープンになっていくと思う。これは始まりに過ぎないから。どこかで始めなければならない。『これが僕の感じていること。気に入らなくても、それは君の自由さ』って会話をはじめないといけない。それが人生さ」

 近年自身の心の状態を歌詞にしてオープンにするアーティストが増えるなか、ショーンも自身の心と正直に向き合い、それを世界にシェアしているひとり。彼の楽曲は、聴く多くの人に勇気と共感を与えている。(フロントロウ編集部)

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