唯一無二のパフォーマーとして知られるピンクは、良妻賢母な女性でもあった!3作連続となる全米、そして全英、全豪含む世界計8か国で1位になった最新アルバム『ハーツ・トゥ・ビー・ヒューマン』のヒットを記念してフロントロウで行なっているピンク特集第2弾では、欧米で“お手本ママ”として憧れられるピンクの家庭像にフォーカス。(フロントロウ編集部)

妻として

「男としての夫」を放棄しない

 何年経っても、夫とは男女の意識をなくしたくないもの。そのためには気持ちを伝えることが大事で、モトクロスレーサーのケアリー・ハートと結婚13周年を迎えたピンクは、SNSやスピーチで、「ハンサム」「年を重ねた男性ってステキ」「彼ったら本当にキュート」などと、夫に対する乙女発言をつねに口にしている。

画像: 2013年の米Redbookのインタビューにて、2008年に起きたケアリーとの一時的な破局について触れて。

2013年の米Redbookのインタビューにて、2008年に起きたケアリーとの一時的な破局について触れて。

週に2回は「ファミリータイム」を作る

 妻であり、母であり、そしてキャリアを持つワーママであるピンク。そんな彼女が家庭を置き去りにすることなく自分の情熱を追うために取り入れているのが、“週2ルール”。1週間のうち2日は家族と夕食をとる日を決めていて、その日は、仕事も趣味も友達もすべてシャットアウト。家族に集中する時間を作ることで、より仕事に集中できるというハッピーサイクルを作っている。

画像: 2019年2月にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれた式典のスピーチより。

2019年2月にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれた式典のスピーチより。

母として

子供の自尊心をやしなうために「パワポ指導」

 子供に習わせたいことと言われてまず思いつくのは、語学?スポーツ?楽器? ピンクの場合は、“自尊心”。自分を愛する気持ちを教えるためにプレゼンを行なったことまであり、娘に「私はすごく醜い女の子だわ」と言われたときには、フレディ・マーキュリーといった自分らしさを貫いて世界を感動させた偉人を紹介したプレゼンテーションをパワーポイントで制作。他人と違うことがどれだけ美しいかを、当時6歳の娘に力説したという。

画像: 8歳になる娘ウィロウちゃん(写真)と3歳になった息子のジェイムソンちゃんがいるピンク、米Peopleに語って。

8歳になる娘ウィロウちゃん(写真)と3歳になった息子のジェイムソンちゃんがいるピンク、米Peopleに語って。

ピンクらしい「グローバルな人間」の育成方法

 子供たちには「グローバルな人間になってほしい」と語るピンク。ここで言う“グローバル”とは、多言語が話せることではなく、世界の現状を理解している人間のこと。世界には恵まれない人が大勢いることを常日頃から教えているピンク家では、新しいオモチャを買ったら古いオモチャを寄付する、募金するためにレモネード売りをするなど、子供が率先して慈善活動に参加している。

画像: 米Peopleに語って。

米Peopleに語って。

可能性の幅を広げる「ラベルレス」な環境づくり

 男の子はこう、女の子はこう、といったジェンダーに対する固定概念を子供に押しつけないジェンダーフリーな子育てが欧米でじわじわと拡大するなか、「ジェンダーフリーそのものにラベルがある気がする」と言うピンクは、ラベル(分類)がないことを意味するラベルレスという言葉を好み、「うちはラベルレスな家庭なの」と宣言。 “こうあるべき”という考えそのものがないから、子供に何を言われても動じないそう。

画像: 英Sunday Peopleにて。

英Sunday Peopleにて。

ピンクが欧米ママに支持されるワケ

カップルセラピーからレスまで、悩みを正直に告白!

 欧米でお手本ママとして強い支持を集めるピンク。それはピンクがキャリアでも家庭でも幸せを手に入れているパーフェクトウーマン…だからだけではない。その理由をピンクのこの体験が的確に表している。

スーパーで出会った心優しいママが、人前で失敗することをなんとも思わない私の子育てを見ていると励まされるって言ってくれたの。そして私たちは一緒に泣いたわ。ママって大変なのよ。自分やほかのママのことをたまには大目に見てあげようよ

 ピンクが世間のママに支持されている理由は、彼女が失敗にも正直だから。

 これまでには、「関係が良くなったかと思ったら、1年くらいセックスがなくなっちゃって。(中略)一夫一婦制って努力が必要。でも努力すれば関係はよくなるの」と、多くの夫婦を悩ませるセックスレスに悩まされた過去を明かしたり、良好な関係をキープするためにカップルセラピーに通っていることを認めたりと、一般的には“恥”として隠す話題を堂々と告白。それが他のママへの勇気へとカタチを変え、多くの女性から支持されている。

 失敗をいさぎよく認める、という点でもかっこよさ炸裂のピンク。アーティストとしてもかっこいいピンクだが、妻としても、ママとしても、やっぱりピンク姐さんはかっこいい。

<最新アルバム情報>

画像: セレブ界の「良妻賢母」はこの人!歌姫ピンクが良い妻・母すぎる

アルバム『ハーツ・トゥ・ビー・ヒューマン』
母、妻、アーティスト、1人の女性と、たくさんの顔を持つピンクが、不穏な世の中に向けて「世界は今よりもっといい場所になるはず、自分は今よりもっと良い人間になれる」という力強いメッセージを込めた最新アルバム。自分の弱い面をさらけ出して愛する人に支えを求めるドラマティックなアンセム「ウォーク・ミー・ホーム」や、放送禁止用語満載で「私を欺こうとしないで」とシャウトする「ハッスル」など、“ピンク姐さん”だからこそ歌えるメッセージがつまった必聴作。
発売中(2019年4月26日)
2,200円+税 SICP-6087
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<収録曲>
1. Hustle
2. (Hey Why) Miss You Sometime
3. Walk Me Home
4. My Attic
5. 90 Days feat. Wrabel
6. Hurts 2B Human feat. Khalid
7. Can We Pretend feat. Cash Cash
8. Courage
9. Happy
10. We Could Have It All
11. Love Me Anyway feat. Chris Stapleton
12. Circle Game
13. The Last Song Of Your Life
14. More

↓ピンク特集 第1弾↓

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(フロントロウ編集部)

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