シンガーのリアーナが、自身がプロデュースするブランドを「フェンティ」と名付けたその理由について明かした。(フロントロウ編集部)

 シンガーのリアーナは、音楽活動と並行して、プーマ(PUMA)とのコラボコレクションや自身がプロデュースするコスメブランドのフェンティ・ビューティー(Fenty Beauty)、ランジェリーラインのサヴェ―ジ×フェンティ(Savage × Fenty)を展開し、成功を納めてきた。

画像: リアーナ、自身のブランドを「リアーナ」ではなく「フェンティ」と名付けた理由

 これまで、音楽とは別の活動をするときには、必ず「フェンティ」と名前を付けてきたリアーナ。そこには彼女なりの想いがあった。

「フェンティ」に込められた想い

 「フェンティ」というのは、リアーナの本名ロビン・リアーナ・フェンティからとったもの。カイリー・ジェンナー(※)など、多くのセレブは、世間一般に知られた名前を使って新たな業界に進出しているけれど、彼女はなぜ「リアーナ」ではなく、苗字の「フェンティ」と名付けたのか、その理由を米メディアThe New York Times(ニューヨーク・タイムズ)に明かした。
※カイリー・ジェンナーは、カイリー・コスメティクス(Kylie Cosmetics)で大成功を納めており、先日はスキンケアブランドのカイリー・スキン(Kylie Skin)をローンチ

画像1: 「フェンティ」に込められた想い

「私は、まず“セレブのコスメライン”っていう世界に足を踏み入れることを恐れていたの。2000年代の最初に、ヒラリー・ダフやマイリー・サイラス(ハンナ・モンタナとしてのブランド)が大成功を収めたけれど、ヒットしすぎて、彼女たちのパーソナルブランドとしての価値が薄まってしまったでしょ。私はそれを見て、『自分自身への尊敬と信頼を失ってしまうから、こうはならないようにしよう』って思ったの。だから、(私の軸である)音楽以外のことでなにかコラボをするときは、『フェンティ』という名前を使うことにしたの。私が手掛けたなにかを見るたびに、『リアーナ』っていう名前をみんなが聞かなくていいようにね。『リアーナ』は、音楽のため、そして“私”という人物のため。そして、ほかのブランドのことは『フェンティ』って呼ぶことに決めたのよ」

 小さい頃から音楽が大好きだったリアーナは、2005年にメジャーデビュー曲を発表。その曲がアメリカのシングルチャートで2位を記録し、それ以来、音楽界のトップに君臨してきた。歌手としての自分を表す「リアーナ」という名前をほかから邪魔されないように、音楽以外の活躍には、この「フェンティ」という名前を使うことにしたという。

画像2: 「フェンティ」に込められた想い

 そんな彼女は、先日LVMH(LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)との提携でファッションブランド「フェンティ(FENTY)」のローンチを発表。彼女がファッションデザイナーとして業界にどのような旋風を巻き起こすのか、期待が高まる。(フロントロウ編集部)

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