レオナルド・ディカプリオがプロデュースした環境ドキュメンタリー『アイス・オン・ファイヤー(Ice On Fire)』の予告動画が公開された。

環境や動物のための献身的な活動

 レオナルド・ディカプリオと言えば、地球環境や動物保護などの活動に積極的に取り組み、彼が設立した環境保護団体「レオナルド・ディカプリオ財団」はチャリティにも多大な貢献をしていることで知られている。

 さらに、彼は若い世代にもこれらの問題に関心を持ってもらうことを願い、2007年に『ザ・イレヴンス・アワー(The 11th Hour)』、2017年には『地球が壊れる前に(Before the Flood)』という、2本の環境ドキュメンタリーの出演と製作総指揮を務めた。

環境ドキュメンタリー『アイス・オン・ファイヤー』の予告編が公開

 そんなレオナルドが、再び出演と製作総指揮を務める2019年6月に全米公開予定の環境ドキュメンタリー『Ice On Fire』の予告動画が公開された。

画像: Ice on Fire (2019): Official Trailer | HBO www.youtube.com

Ice on Fire (2019): Official Trailer | HBO

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 ナレーションを務めるレオナルドは、予告動画の中で「科学者や研究者がさまざまな解決策を見つけ、彼らは気候変動を逆転させるチャンスを与えてくれている。しかし、時は刻々と進んでいる」と主張し、地球温暖化の深刻化を訴えている。

 ナレーションを務めるレオナルドは、予告動画の中で「気候変動を逆転させるチャンスが欲しい。」とコメントし、そのために多くの科学者や研究者と協力したと言う。

 5月22日に行われたカンヌ国際映画祭では、『Ice On Fire』の特別試写会が行われ、レオナルド・ディカプリオが登壇。今回のドキュメンタリーに協力してくれた科学者や研究者に感謝の言葉を述べた。

画像: レオナルド・ディカプリオと監督を務めたレイラ・コナーズ。

レオナルド・ディカプリオと監督を務めたレイラ・コナーズ。

 この映画は『ザ・イレヴンス・アワー』の11年後の地球温暖化や気候変動について、最先端の研究と、革新に焦点を当てているという。

 また、気候変動の緩和のために、エネルギー部門の改善ではなく、ドローダウン(大気や海洋から二酸化炭素を抜いて地中または新しい物質に隔離すること)が最も望ましいということを指摘した内容になっていて、それが今回の作品のポイントであるとコメント。

 彼の強いメッセージが込められた今回の環境ドキュメンタリー『アイス・オン・ファイヤー』は、HBOで6月11日に放送される。日本放送日は未定。

(フロントロウ編集部)

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