映画『バタフライ・エフェクト』などで知られる俳優のアシュトン・カッチャーが、知人の女性が殺害された事件の裁判で証言台へ。事件発生後に女性宅を訪れたアシュトンが明かしたこととは?(フロントロウ編集部)

 アシュトン・カッチャーの知人女性アシュリー・エルリンは、2001年にハリウッドにある自宅で殺されているのが発見された。犯人はマイケル・ガルギウロという男性で、アシュリーの他にも数人の女性を刺した容疑で逮捕されており、検察官は死刑を求刑すると見られている。

 そんななか、先日行なわれた事件の裁判で、俳優のアシュトン・カッチャーが証言台に立った。その理由は、事件当日にアシュトンはアシュリーとデートする予定だったから。

画像1: アシュトン・カッチャーが連続殺人事件の裁判で証言台へ、デート相手の女性が殺害され

 当時、ドラマ『ザット'70sショー』に出演していたアシュトンは、事件当日の夜、まずグラミー賞の鑑賞パーティーに出席。パーティーの前と後に、デートに遅れることをアシュリーに連絡。その時はまだ、アシュリーは電話に応じたそう。

 そして、やっとアシュトンが彼女の家へ向かうと連絡をした時、アシュリーは電話に出なかったという。彼女が電話に出なかったことで、アシュトンはひとまず帰宅。飼い犬を連れて、近所に住むアシュリーの家に寄ることにしたそう。アシュトンはその道中でも彼女に電話をしたけれど、しつこく思われたくないと電話をかけるのを止めたと証言。

 アシュリーの家の前に、夜の10時30分から45分頃に着いたというアシュトンは、何度かドアをノック。しかし反応がなかったため、彼女は出かけてしまったと思ったという。しかし部屋の電気がついていたため、外から室内を確認。部屋が荒らされていることに気がついたが、彼女は家に引っ越してきたばかりだったため、気にしなかったそう。

 また、アシュトンは階段のカーペットに、“赤いワインのシミ”らしきものがあることにも、気がついたという。

画像2: アシュトン・カッチャーが連続殺人事件の裁判で証言台へ、デート相手の女性が殺害され

 しかし、アシュリーが引っ越しパーティーを数週間前に開き、多くの友だちがお酒を飲んでいたことを知っていたアシュトンは、とくに気にとめなかったという。アシュトンがその場を立ち去った翌朝、アシュリーのルームメイトが息絶えたアシュリーの遺体を発見。検察官によると、彼女は47ヵ所も刺されていたという。

 この日の裁判でアシュトンは、当時、アシュリーの家のドアに彼の指紋がついていることが怖かったと告白した。

 アシュリーを刺し殺したマイケルは、以前からアシュリーにストーカー行為をしており、空調の修理工として、彼女の家に入り込んだ疑惑も持たれている。マイケルは、自身にかけられているすべての容疑を否認している。(フロントロウ編集部)

※こちらの記事は名前に誤りがあったため修正しました。

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