Photo:ゲッティーイメージズ,スプラッシュ/アフロ,YouTube
大御所俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーがラッパーとしてデビュー! シュワちゃんのラップスキルはいかほど? (フロントロウ編集部)

 映画『ターミネーター』などで知られるアーノルド・シュワルツェネッガーが71歳にしてラッパーデビューを果たした。

 アーノルドがラップを披露したのは、彼の故郷であるオーストリア出身のフォーク歌手アンドレアス・ガバリエールとのコラボ曲「Pump It Up — The Motivation Song(パンプ・イット・アップ―ザ・モチベーション・ソング)」。

画像: 2018年の年始に行なわれた故郷オーストリアでのヴァイスヴルスト(白ソーセージ)・パーティに参加したアーノルドとアンドレアス。

2018年の年始に行なわれた故郷オーストリアでのヴァイスヴルスト(白ソーセージ)・パーティに参加したアーノルドとアンドレアス。

 オーストリアやドイツではトップ歌手として有名なアンドレアスが、アーノルドの輝かしい経歴にインスパイアされて制作した同曲では、母国オーストリアを離れて一路アメリカへと渡り、ボディビルダーとして数々の功績を残した後、俳優としても大成功し、果ては、カリフォルニア州知事まで務めあげたアーノルドという尊敬すべき男の人生について歌っている。

 音源と同時に公開されたMVも、若き日のアーノルドの姿や行きつけのゴールド・ジムでのトレーニング風景、アーノルドとアンドレアスがロサンゼルスの街を自転車でツーリングする様子など、アーノルドの魅力や陽気な人柄がギュッと凝縮された映像となっている。

 アーノルドのラップが拝聴できるのは、動画の1分40秒あたりから。

 ちょっとリズムには遅れがちながら、お馴染みのディープボイスを響かせるアーノルドが繰り出すのは、映画『ターミネーター』の決めゼリフである「I’ll be back(アイル・ビー・バック)」も織り込んだ、こんなリリック。

画像: ©Andreas Gabalier/ YouTube

©Andreas Gabalier/ YouTube

「ヘイ、俺はアーノルド・シュワルツェネッガー よく聞いてくれ/深く掘り下げて自分自身に問いかけろ、どんな人間になりたいか/何になりたいかじゃない、誰になりたいかだ/信じれば成功は訪れる/地獄のように努力しろ、自分を信じれば、すべての夢は叶う」

「ルールを壊し、壁をぶち破れ/失敗を恐れるな/既成概念にとらわれずに物事を考えるんだ/痛みなくして得るものは無い/俺は不可能なんて言葉は聞きたくない/俺はいつだって恩返しをする/俺の名前はアーノルド・シュワルツェネッガー/そして俺は必ず戻って来る(アイル・ビー・バック)」

 熱血漢のアーノルドらしい、モチベーションが上がる言葉が詰まった同曲は、楽曲としての出来栄えやラップのスキルには賛否両論あるものの、アーノルドのファンたちを大喜びさせている。(フロントロウ編集部)

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