ラスベガスで常設公演を行なうレディー・ガガが、間一髪のところでハプニングから逃れていた。(フロントロウ編集部)

危機一髪のところでダンサーが救出

 11月9日までラスベガスで常設公演を行なっているレディー・ガガ。ガガにとって初となるラスベガスの常設公演は、これまでのヒット曲をベースにしたショー『レディー・ガガ:エニグマ』と、よりアコースティック路線を意識したショー『レディー・ガガ:ジャズ&ピアノ』というコンセプトが全く異なる2種類のショーを期間中に行なっており、どちらもガガならではのパフォーマンスを見せている。

 2018年12月から常設公演が行なわれ、今までは目立ったハプニングはなかったものの、ここへ来て危機一髪のハプニングに見舞われた。

 その事件が起こったのは、ヒット曲を中心として構成されているエニグマの公演日。ガガはメタリックな巨大な乗り物に乗って「シャイセ」を歌いながら登場。そして次の楽曲「ジューダス」を披露する際は、ダンサーの助けを借りて巨大な乗り物から降りるのだけれど、ここでハプニングが。

 本来であれば、両脇にダンサーの手が添えられてから滑るようにして降りるはずが、この日は足がひっかかり、ガガが滑るようにしてお尻から落下。そのまま落下すると大事故になるところだったが、ダンサーがしっかりとガガを受け止め、大惨事にならずに済み、観客もホッと一息。

 大惨事になっていたかもしれないハプニングに見舞われながらも、ガガは曲を止めることなくそのまま歌い続け、プロとしての意地を見せ観客を沸かせた。

元恋人について初めて言及

 また、『レディー・ガガ:ジャズ&ピアノ』の公演でも話題を集める出来事があった。同公演では、ガガのヒット曲に加え、シェールやフランク・シナトラといったアーティストたちの楽曲をカバーしており、ガガは公演の中盤にエラ・フィッツジェラルドの「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー」を披露。この楽曲はガガが昔から歌っている楽曲で、今回のセットリストにも入っている。

 ガガはこの楽曲を歌う前に、「この曲を最後に歌った時は指輪をつけていた。だから今回はちょっと調子が違う」と、これまで話したことがなかった元婚約者であるクリスチャン・カリーノのことについて触れた。

 ガガとクリスチャンは2017年に交際が発覚し、2018年10月に婚約を認めたものの、2019年2月に破局。当時はガガの広報が破局を認めたが、ガガが破局に触れるのは初めて。「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー」を歌うにあたって感傷的になってしまったのか、今回の発言が飛び出した。

 ガガの常設公演はまだまだ続き、11月までエニグマとジャズ&ピアノの公演が行なわれる。(フロントロウ編集部)

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