今週は、世界環境デー(6月5日)と海洋デー(6月8日)が実施され、環境問題やエコについて、いつも以上に考える機会が増える。そこでフロントロウでは、地球に優しく、自慢したくなるエコグッズをご紹介。(フロントロウ編集部)

他人事じゃないプラスチックのゴミ

 海に流れた人間のゴミは、海鳥やウミガメなど約700種もの生物を死に追いやり、サンゴ礁を傷つける。なかでも海洋生態系に悪影響をもたらす大きな原因のひとつと言われているのが、私たち人間が出すプラスチックのゴミ。

画像1: 他人事じゃないプラスチックのゴミ

 ビニール袋やストロー、使い捨てカップやフォークとスプーンなど、外出している時こそ手軽に使える便利なプラスチック製品。しかし、放棄されたプラスチックは、海に流され小さな破片となり、それを小魚が食べ、今度は大きな魚が食べ、そしてその魚を人間が食べ…。このように、海に捨てられたプラスチックは長い目で見れば人間にも影響する。

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 そんなプラスチックのゴミを減らすために使いたい、海外で話題沸騰中の自慢したくなるエコアイテムをご紹介。

シリコン製コーヒーカップのフタ

 ビニール袋の代わりにエコバッグを使うくらい代用してほしいのが、コーヒーカップのフタ。美味しいコーヒーがカフェだけでなくコンビニでも飲めるようになった今の時代。知らず知らずのうちに消費しているプラスチックのフタは「もらわない」選択を。
 洗って使えるシリコン製のフタなら、コンビニのコーヒーカップでも可愛くなる。

画像1: www.amazon.com
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カスタムできるタンブラー

 日本でもおしゃれなタンブラーを持参する人が増えているなか、世界的にカフェ文化が発達している豪メルボルンで話題沸騰中なのが、Keep Cup(キープカップ)というブランド。
 このブランドでは、容器の種類・形・サイズを選び、フタ・飲み口を塞ぐプラグ・カップスリーブを約17色からカスタム可能。あなただけのオーダーメイドカップを作ることができる。

バンブー・ストロー

 プラスチック製のストローの代わりに、紙製やステンレスのリユース可能なストローを使用する飲食店が徐々に増えてきているけれど、それよりももっとエコでオーガニックなのがバンブー・ストロー。竹(バンブー)で出来たストローは、製造過程から化学製品などを使用せず、人工的なものが入っていない。

オーガニック歯ブラシ

 毎日使うものこそエコを心掛けたい。そんな人にはこちらもバンブーで作られた歯ブラシがおすすめ。バンブー製の歯ブラシはブラシ部分がナイロン製のことが多いけれど、このアイテムは、ブラシはブラックチャコールのブラシで、取っ手はバンブーで作られている。

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 ちなみにブラシがナイロン製のものだと、カラーバリエーションも豊富。

ナプキンいらずのパンティ

 プラスチックのアプリケーターがついているタンポンや、プラスチック製の袋がついてくるナプキンといった生理用品がなくても、パンツ1枚で乗り越えられる画期的なアイテム、THINXから販売されるパンツが欧米で話題沸騰中。
 4層の布が生理1日分の出血を吸い取ってくれるのに、モレずにサラサラをキープしてくれる。生理中の不快なムレを解消できるだけでなく、プラスチック製の生理用品を購入することもなくなる。もちろん洗濯して再利用できる。

何度も使えるコットン

 プラスチックで包装されたメイク落としシートの代わりに使える、FACE HALOというクレンジングパットは、なんと一石二鳥。このアイテムは、水を足すだけでクレンジングできるので、クレンジング商品なども必要なくなりメイク落としのゴミが減るだけでなく、普通のコットンよりも毛穴の汚れを取ってくれる。

シリコン・ティーバッグ

 ティーバッグに入っている紅茶やお茶は、プラスチックで包装されていることが多く、無駄なゴミを出すばかり。缶などに入っている茶葉を購入するように心がけ、一度使ったら捨ててしまうティーバッグは、洗って使いまわせるシリコン製のティーバッグを使えば、無駄なゴミを減らすことができる。

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 こうしたエコアイテム以外でも、エコバッグを使う、プラスチックで包装されたものを避けて買う、レストランで使い捨てされるナプキンやウェットティッシュをもらわない、アイスクリーム屋でスプーンをもらわないなど、できることからはじめることが大きな貢献につながる。(フロントロウ編集部)

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