アメリカのロックバンドであるボン・ジョヴィのフロントマン、ジョン・ボン・ジョヴィが、代表曲「Livin' On A Prayer(リヴィン・オン・プレイヤー)」を口パクで熱唱している動画を公開。しかし、マイク代わりに持っているのは、まさかのモップだった。(フロントロウ編集部)

スタンドマイクの代わりにモップで熱唱

 新型コロナウイルスの影響でステイホームを強いられている期間には、アメリカ・ニュージャージー州を救済するための基金New Jersey Pandemic Relief Fundへの募金をつのると同時に、医療従事者など第一線で活躍する人たちを称えるために行なわれた一夜限りのチャリティライブ『Jersey 4 Jersey Benefit Show』をブルース・スプリングスティーンやホールジー、シザ、チャーリー・プースなどと行なったボン・ジョヴィのフロントマンであるジョン・ボン・ジョヴィ。

画像: スタンドマイクの代わりにモップで熱唱

 ステイホーム期間中には、インスタグラムや、自身と息子のジェシー・ボン・ジョヴィ、そしてフランスのワインメーカー、ジェラール・ベルトランが手がけるロゼワインのブランド、ダイビング・イントゥ・ハンプトン・ウォーターのために若者の間で人気を博すTik Tokにチャレンジしてファンに元気な姿を見せてきたジョンが、またしてもブランドのためにTikTokに挑戦。その動画には、ジョンがボン・ジョヴィの代表曲でコンサートのアンコールにファンと大合唱することが多い「Livin' On A Prayer(リヴィン・オン・プレイヤー)」を口パクで熱唱している姿が。

しかし、手に持っているのはスタンドマイクではなくモップ。さらにロゼワインを観客に見立て、遊び心たっぷりな宣伝動画を作った。それにしても、ジョンがモップを使って本番さながらに口パクで熱唱するシーンはかなりシュール。

ボン・ジョヴィのアルバムが10月にリリース

 ジョンはコロナ禍の大変な時に、自身がニュージャージー州で経営するJBJソウル・キッチンで皿洗いなどのボランティアを行ない、その時の経験などを基にして新曲「Do What You Can(ドゥ・ホワット・ユー・キャン)」を制作。この楽曲は、少しでもファンと交流しようと歌詞をファンから募り、7月にニューシングルとしてリリース。

 さらにボン・ジョヴィは、アメリカ全土で行なわれている人種差別撤廃を求める運動から影響を受けた、「American Reckoning(アメリカン・レコニング)」をリリースし、2020年12月31日までの楽曲の収益はNPO団体Equal Justice Initiativeに寄付することを発表。

 7月にリリースした2曲とも、10月2日にリリースされるニューアルバム『BonJovi 2020(ボン・ジョヴィ2020)』に収録される。『Bon Jovi 2020』は当初、5月にリリースされる予定だったけれど、新型コロナウイルスの影響で10月に持ち越しに。アルバムには10曲が収録されており、日本盤にはアルバムの楽曲変更前に収録されるはずだった2曲がボーナストラックとして追加される。

(フロントロウ編集部)

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