俳優のロバート・ダウニー・Jr.が次の目標として掲げている内容が、リアル「トニー・スターク」のよう。(フロントロウ編集部)

ロバートの「トニー・スターク化」が止まらない

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を持ってMCU映画のメインキャストの座を退いたトニー・スターク(アイアンマン)役のロバート・ダウニー・Jr.が、アマゾン(Amazon)のCEOジェフ・ベゾスが主催するRE:MARSという、AIなどのテクノロジーにまつわる国際カンファレンスのステージに登壇。

 ベゾスCEOほか実業家たちが登壇したなかで唯一、俳優としてステージにあがったロバートは、The Footprint Coalition(ザ・フットプリント・コアリション)という団体を2020年4月に設立することを発表。この団体は、最新テクノロジーを使って二酸化炭素排出量を減らして地球をキレイすることを掲げている。

 ロバートは「ロボットやナノテクノロジーがあれば、私たちは環境汚染を著しく解消できる。完全でなくても10年あれば地球をキレイにできる」と、MCUで11年間演じ続けた天才発明家のトニー・スタークばりに熱弁した。

画像1: ロバートの「トニー・スターク化」が止まらない

 このプロジェクトを進めていくにあたり、多くの専門家をディスカッションしたロバートは、「僕は専門家が大好きだ。彼らは性格に難ありのウィキペディアみたいだろ(笑)」とジョークを飛ばすほか、アマゾンが誇るAIのAlexa(アレクサ)を駆使してスピーチ。その姿は、まるでアイアンマンを動かすAIを発明したトニー・スタークを見ているよう。

 また、約20分間の演説の冒頭、ステージに登壇する際の自己紹介では、「絶賛される俳優で、オスカー受賞脚本家、博愛主義者、動物愛護者、みんなの友達、エンタメ業界で最も成功したシリーズ作に出演する大スター、マット・デイモン!」というアナウンスで、まさかの俳優マット・デイモンをいじる展開も。

 さらに演説の途中では、ビデオ中継で再びマットを“カメオ出演”させるなど、ユーモア溢れるスピーチで会場を沸かせた。

画像2: ロバートの「トニー・スターク化」が止まらない

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、カメオ出演を含めて当分はMCUに出演しないと言われているロバート。以前から私生活がトニー・スタークに似ていると言われていたロバートが、ついにトニー・スターク役を退いたのだが、その精神は確かに実生活に受け継がれていた。

 ちなみに、このニュースに、『アベンジャーズ』シリーズでロバートと共演したクリス・エヴァンスがツイッターで反応。「レジェンド」のひと言をコメントしてロバートを称えた。

(フロントロウ編集部)

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