『永遠に僕のもの』の日本公開が決定
アルゼンチンの犯罪史上、最も有名な少年カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチをご存知だろうか。
カルロスは、数年で12人以上を殺した連続殺人鬼でありながら、その美しさで「ブラック・エンジェル」「死の天使」と呼ばれ、注目を集めた。
そんな彼の人生をモデルにした映画『永遠に僕のもの』は、第71回カンヌ国際映画祭へ正式出品され、さらには第91回アカデミー賞外国語映画賞アルゼンチン代表作品に選出されるほど、批評家から絶賛されている。
物語は、1971年のブエノスアイレスで始まる。美しい少年カルリートスは、自分の天職は窃盗だと気がついてしまう。そんななか、新しく入った学校でラモンという青年に出会ったカルリートスは、一瞬にしてラモンの虜になる。親しくなったカルリートスとラモンの関係は、2人で殺人をするまでになり、連続殺人犯としての運命が回り始める…。
今作で映画初出演にして初主演を務めたのは、南米の期待の新星ロレンソ・フェロ。可愛らしいベビーフェイスでありながら、人の命をなんとも思わない殺人犯を演じきったロレンソには、多くのメディアからも「強烈なカリスマ性」といった賛辞が贈られている。
さらに、日本公開を記念して、主演のロレンソ初来日も決定。6月下旬に開催予定のジャパンプレミアに登壇する。
映画『永遠に僕のもの』は、8月16日から全国順次ロードショー。(フロントロウ編集部)