一晩でフォロワーが激増した理由とは
多くのデザイナーを輩出したセントラル・セント・マーチンズ大学が毎年開催するファッションショーに参加したノルウェー出身のデザイナー、フレドリック・シャエランドセン。
このファッションショーは、新人発掘や斬新なデザインを探すためにファッション関係者がかなり注目しており、毎年何かと話題になるショーの1つ。
2019年も多くのデザイナーが参加したコレクションで、ひと際注目を集めたのは、ノルウェー出身のデザイナー、フレドリック・シャエランドセン(Fredrik Tjaerandsen)。なぜフレドリックが一晩で2万5,000人以上のフォロワーを獲得できたか、それは彼が作り出す作品を見れば一目瞭然。
フレドリックが作り出すアイテムは全て想像の斜め上を行っていて、ランウェイに登場したのは人が入っている巨大な風船。ご覧の通り、フレドリックの作品には全て巨大な風船が使われており、バルーンアートを遥かに超えるような巨大バルーンを使ったドレスなどが続々とランウェイに登場。
さらにランウェイでは、目を引く演出も。
モデルがランウェイの真ん中で立ち止まり、一体何がはじまるのかと思いきや、モデルたちは巨大風船の空気を抜くという行動に。なんと、空気が抜かれた大きな風船はそのまま洋服の一部になるのだから驚き。
フレドリックはこのバルーンドレスに「バブルス」というニックネームをつけ、「幼い頃の思い出に影響されました」と、バルーンドレスを作ろうとした経緯を語った。また、このドレスに使われた風船は、天然ゴムで出来ていてその長さ、約5メートルということも明かした。
一晩で2万5,000人以上フォロワーを獲得したフレドリックだけれど、新しいフォロワーにはナオミ・キャンベルもいて、すでにファッション界では一目を置かれる存在になっている。(フロントロウ編集部)