毎日コーラを飲み続けると大病を引き起こす可能性があると、コーネル大学の教授が指摘している。(フロントロウ編集部)

毎日のコーラは危険?

 35歳以下のアメリカ国民の間で腸ガンの発症が増加していることを受けて研究に乗り出したコーネル大学のルイス・カントレイ教授が、その原因がコーラなどに含まれる糖分や高果糖コーンシロップにある可能性があると見解。

 カントレイ教授が英Sunに語ったことによると、腫瘍は糖分を好み、ガンはフルクトースとグルコースが合わさることで成長率を2倍に高めるという。そのため、コーラのように大量の糖分を含んだ飲料を飲み続けると腸ガンを引き起こす可能性があるとしている。

 この研究によると、人間が1日1缶分(350ml程度)のコーラを飲んだ場合と同等の成分をねずみに投与したところ、腸がんを発症する傾向が見られたことから、人間にもその懸念があるとされた。ただ一方で、ねずみに起きた症状がそのまま人間の体に現れるとは限らないという別の医学者による指摘もある。

 とはいえ糖分や高果糖コーンシロップは、ガンのリスクを高める糖尿病と強くリンクしているとJAMAなどの医学誌やオックスフォード大学などの論文によって多く証明されている。

 ちなみに、この研究で使用された成分は、フルクトースとグルコースを比較的多く含んだアメリカの炭酸飲料を使用しているため、日本で販売される炭酸飲料とは成分が異なる。(フロントロウ編集部)

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