コード・オーヴァーストリートにインタビュー
世界中で人気を博したドラマ『glee/グリー』でサム・エヴァンスとして出演したコード・オーヴァーストリートは、父親にグラミー賞シンガーのポール・オーヴァーストリート、そして兄にミュージシャンのナッシュ・オーヴァーストリートを持ち、音楽一家で育ったこともあり、俳優業だけではなく2018年からシンガーとしても本格的に始動開始。
2020年7月には、コード率いるオルタナティブ・ポップ・バンドのプロジェクト、オーヴァーストリート(OVERSTREET)が、世界に先がけどこよりも早く新曲「Blue(ブルー)」を日本で配信をスタートさせた。
そんなシンガーとしても目が離せないコードに、フロントロウ編集部が独占インタビュー。第1段では、シンガーとしての活動をはじめ、自分自身のこと、そして日本語を喋れる兄ナッシュ・オーヴァーストリートなど家族のことについて語ってくれた。
シンガーとしての活動について
Q. 「Blue」をリリースしますが、この曲のテーマはありますか?
A.この曲では、手に入らないとわかっているのに求めてしまう恋愛のフラストレーションをテーマにしているんだ。あなたを少しブルーにしてしまうかもしれないね。
Q. 楽曲を制作するにあたり、心がけていることはありますか?
A.曲を書くにあたって一番大事にしているのは、嘘をつかずにリアルなことを書くという事。自分自身に本当に正直になって、時には自分を傷つけてしまうようなこともあるんだけど、まるで自分自身をセラピーしているような感覚。大体の場合、そうやってベストな結果にたどり着くことが多いんだ。
Q. シンガーになるにあたり、カントリーシンガーの父親や兄から何かアドバイスなどはもらいましたか?
A.二人とも他の家族同様とっても協力的だったよ。父はソングライターとしてとても成功しているし、色々なことを学ばせてもらった。出来る限りの事を教えてくれたと思うし、僕に“救いのロープ”を投げてくれた偉大な父だよ。
コードの父親でグラミー賞シンガーのポール・オーヴァーストリート。
Q. これまで数曲リリースしてきましたが、フルアルバムをリリースする予定は?
A.フルアルバム、是非作りたいね。日本の皆さんに向けて、何か特別なものをリリース出来るように計画中なんだ。
家族や自分自身について
Q.お兄さんのナッシュ・オーヴァーストリートと日本語で会話をした事はありますか?『glee/グリー』の共演者であるダレン・クリスも日本語の勉強中ですが、話題に出た事はありますか?
A.ナッシュは日本語がとても上手なんだ。僕はあまり上手とは言えないレベルだけれど、”こんにちは”と”ありがとう”は少なくとも言えるよ。もうちょっと頑張らなきゃなと思っている。ダレンが日本語を勉強しているというのは初耳だから、残念ながらしゃべっているところを見たことがないよ。
Q.人生において大事にしていることは?また座右の銘はありますか?
A.僕にとっては家族が全て。座右の銘は、”たとえ全てを失ったとしても、家族はいつでも支えてくれる”。
Q.30代の目標はありますか?
A.自分自身のことをもっと知る事。酸いも甘いも受け入れて、それをより良い曲を書く糧にしたいと思っている。
Q.ついついやめられないことはありますか?
A.実はいくつかあるんだ。Beer pong(ビアポン)が代表的な例だね。
※Beer pongとは、テーブルに置かれた水もしくはビールが入ったカップに、ピンポン玉をテーブルの両端から投げ入れあって相手のボールが入ったらそのカップの中身を飲まなくてはいけないというゲーム。
インタビュー第2段では、『glee/グリー』についても語ってくれたので乞うご期待。
オーヴァーストリート(OVERSTREET)
新曲「Blue(ブルー)」 配信中
(フロントロウ編集部)