美しい発色が長時間持続する落ちにくいリップは、出かけて食事をするときやパーティシーンをはじめ、普段から重宝するアイテム。けれど、リキッドリップや濃い色の口紅など、食べたり飲んだりしても落ちにくい口紅は、クレンジングで落とそうとしてもそう簡単には落ちないもの。
唇は繊細なので、誤った方法で落とそうとすると皮むけやひび割れなどのトラブルが起こりやすい。海外のビューティエキスパートが、唇自体の美しさを守りながら、しっかりリップカラーだけを落とすクレンジングテクを紹介した。
リップを塗る前の唇をしっかり保湿しておく
リップカラーを上手に落とすには、まず塗る前の唇の状態が大切だという。
セレブを担当するメイクアップ・アーティストのガブリエル・アルモドバルは、「まず、リップを塗る前に唇の表面がなめらかであるかをチェックして。唇がうるおっていてなめらかだったら、口紅はすべるように塗ることができる」と米メディアMAKEUPにコメント。
もしうるおっていないときは、リップバームなどを使ってケアするようオススメしている。
唇がガサガサで表面がなめらかでないと、そこに色素が入り込んで落ちにくくなる可能性もあるから、まずは土台である唇をなめらかに整えることが大切なよう。
唇のパーツにオイルのクレンジングを使う
濃い口紅や落ちにくいリップを落とすためには、まずオイルタイプのクレンジングを唇のパーツに使うべきだという。
ポイントメイクもしっかり落ちるようなメイク落としシートなどを使うとしても、まずはオイルベースのクレンジングを唇にのせることから始めると、口紅がオイルとなじんで落としやすくなるそう。ガブリエルは、「乾いた肌に付着する厄介な色を落とすために、オイルのクレンジングは1本持っておいて」とアドバイスしている。
絶対にこすらない
クレンジングをするとき、口紅の色がなかなか落ちないと、ついメイクオフシートや指でこすったり、しっかり拭い取りたくなる。けれど、ガブリエルは唇をこすることについて、大反対。
ガブリエルは、「こすり過ぎると肌はダメージを受ける。唇は柔らかいからこすることで荒れて、リップが塗れなくなってしまう恐れもある」とコメント。
濃いリップ、落ちにくいリップがキレイに落とせるようになれば、もっと毎日つけたくなりそう。クレンジングの参考にしてみて。(フロントロウ編集部)