米カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドにオープン当初からあるアトラクションが、いつのまにかお土産屋さんに…。「あまりにもひどい仕打ち」とディズニーファンから批判が殺到している。(フロントロウ編集部)

歴史あるアトラクションの“扱い”が雑すぎる!?

 米カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドが1955年にオープンした当初から存在するアトラクションが、いつのまにか土産店と化していたことに、一部のディズニーファンから批判と怒りの声が集まっている。

 土産店へと変貌を遂げたのは、メインストリートにある映画館「メインストリート・シネマ」。六角柱の形状をした一室の壁に6個のスクリーンが設置され、それぞれ別の作品が同時に上映できるユニークな空間となっており、開園して間もない頃は多くのゲストで賑わっていた。その現在の姿が、マウスインフォ(MouseInfo)というユーザー名のツイッターにアップされていたのでご覧頂きたい。

 スクリーンは設置されたままだが、目の前に商品が陳列された棚やラックが並べられ、シネマ(映画館)というよりは完全にお土産屋さん。

 ディズニーランドの長い歴史を振り返ると、これまでに利用者の減少や新しいアトラクション開設のためといった理由で「閉鎖」になったアトラクションは数多く存在する。そのため閉鎖になっていないだけまだマシという見方もあるが、“ディズニーランドのオープン当初からある=ディズニーランドの創設者である故ウォルト・ディズニー氏の意向をくんで作られた場所”ということもあり、否定的な意見が多いよう。

あるツイッターユーザーは、メインストリート・シネマと同じく古株のアトラクション「カリブの海賊」と、土産が置かれた棚を合成した写真をアップして、「メインストリート・シネマで土産を売るのがアリなら、ここに土産が売られてても誰も気にしないよね」と皮肉たっぷりにコメント。

 ちなみに、批判を受けてディズニーの広報は、「現在でも映画の上映は行なっています。商品を販売しているのは、より多くのゲストの方をアトラクションに誘導するための措置です」と説明している。(フロントロウ編集部)

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